akatonboのブログ

“自然大好きシニア”の目でとらえた“自然の美しさやおもしろさ”などを
紹介していきたい。

2016年10月のブログ記事

  • 黒花引起こし(クロバナヒキオコシ)

     図鑑などでは北海道と本州の日本海側に自生するとされている「黒花引起こし」 を何と奈良県の甘樫の丘で、サークルのリーダーに教えてもらい観察することが出 来ました。10月の初旬に兵庫県武田尾で、同じ仲間の「引起こし」(白花)を観 察した矢先だったので、この“黒花”との出会いに舞い上ってしまいました。... 続きをみる

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  • 石蕗(ツワブキ)の花

        斑入り葉の園芸種の石蕗の花 今年も庭に石蕗の花が咲きました。私にとってのこの花は、生まれ育った故郷の思い出と重なって“懐かしさと親しみ”を覚えます。黄色の花と艶のある緑の葉とのコントラストがとても美しいです。また、目で楽しむだけでなく山菜としても味わうことができます。春先の産毛の生えた、若... 続きをみる

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  • センブリ(千振)

        観察会の下見で出会ったセンブリ(千振)の花です リンドウ(竜胆)と同じく胃腸薬などの生薬などとして利用される“薬草”で す。“当薬”“苦草”別名があるように、この“煎じ液は苦く”て“千回振り出し”て も苦味が消えないので、この名前がついたようです。  子どもの頃の故郷の山道で、祖母に教わり... 続きをみる

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  • スカシダワラ(透かし俵)

    最近の観察会で落ちているのをよく見かけます。透け透けの硬い網籠の繭、 透け透けでもしっかり作られている繭です。たぶんヤママユガの仲間だろう と見当をつけて調べたところ、ヤママユガ科のクスサン(楠蚕)の空の繭・ スカシダワラ(透かし俵)と呼ばれるものでした。クリやコナラに発生する 緑色の毛虫がクスサ... 続きをみる

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  • 釣舟草と黄釣舟

       花姿が花器の釣舟に似ている釣舟草(ツリフネソウ) 緑色の紡錘状の実は熟すと、ホウセンカの実の様に触るとはじけます。 白花の釣舟草もあります。    黄釣舟(キツリフネ) 釣舟草との違いは花色だけでなく、距(花のお尻)が釣舟草ほどはクルリと 曲がっていません(写真ではわかりにくいですが)  釣... 続きをみる

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  • サクラタデ(桜蓼)

     タデの仲間の花は小さくて目立たないものですが、この桜蓼は、小さくて ても、淡い桃色の五弁の花弁が“小さな桜”を思わせ、美しくキュートです。 近くの耕作放棄田は「桜蓼の花畑」になり、年々花畑は広がっています。 この時期の私の密やかな楽しみの「秘密の花園」!?

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  • 黄色と白色の彼岸花

    今年も庭に黄色の彼岸花(ショウキズイセン)が咲きました。九州の生家の まわりに生えていたものを移植して十数年、毎年秋のお彼岸に合わせたよう に、咲き出します。今年も彼岸入りの頃、地面からニョキッと蕾が現れて、 花茎が伸び始めて1週間ほどで開花しました。咲いている期間も長く、咲い いるそこだけが、ス... 続きをみる

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