akatonboのブログ

“自然大好きシニア”の目でとらえた“自然の美しさやおもしろさ”などを
紹介していきたい。

八つ手の花

花の少ないこの時季のヤツデの花です。

茎の先に白い花が集まって球状に咲いています。
果実は春にかけて徐々に熟して黒くなっていきます。

八つ手の葉  別名「天狗の葉団扇」の名は、日本ではお馴染みの“天狗さん”が持っている“うちわ”のイメージです。

八つ手と言うので、八つに切れ込んでいるのかと思いきや、ほとんどが7つか9つの奇数に切れ込んでいます。写真のヤツデの株の葉は、ほとんどが9つに切れ込んでいました。
“八つ”というのは、切れ込みが“たくさん”という意味からなのでしょう。また“八”という数字は末広がりで縁起が良いといわれています。そんなことと“八つ手”は“人を招く”イメージから、「先客万来」などと縁起を担いで玄関先などに植えられることもあるようです。
少々日が当たらなくても育つ、丈夫な植物です。
我が家の庭にも、タネを鳥が運んできたのか、かってに生えていましたが、大きく育ち過ぎたので、切ってしまいました。思えば惜しいことをしました!