akatonboのブログ

“自然大好きシニア”の目でとらえた“自然の美しさやおもしろさ”などを
紹介していきたい。

タデの仲間

先日アップした桜蓼、白花桜蓼、イシミカワに続いての「蓼の仲間」の紹介です。
田んぼでは稲刈りも終盤になってきました。側の耕作放棄田では、他の植物に混じって、タデ科の植物が花を開いています。地味な“野の花”ですが、たくましさと愛らしさが可愛いです。

柳蓼(ヤナギタデ)  別名:ホンタデ  マタデ
「蓼食う虫も好き好き」の“蓼”とはこのヤナギタデのことで、柳の葉っぱに似ている葉をかじると、ピリッと舌を刺すような辛味があります。ボントクタデとよく似ているので、葉っぱをかじって苦味で確認します。
若鮎の塩焼きなどについてくる「蓼酢」はこの柳蓼から作られたものです。

ぼんとく蓼(ボントクタデ)
ヤナギタデによく似ているが、葉っぱは丸みを帯び、真ん中あたりに黒い斑が入る。
かじっても辛味はない。

犬蓼(イヌタデ) 別名:アカマンマ
穂状に紅紫色の小さな花がびっしり付いている。ままごとの時によく使いました・・・

溝蕎麦(ミゾソバ) 茎や葉には小さな棘 白色~淡紅色の小さな花が数個ずつあつまって咲く。蕾はまるで金平糖の様な感じ。

溝蕎麦

紋白蝶が吸蜜に来ていました。花は小さくても蜜はちゃんとありますよ~