akatonboのブログ

“自然大好きシニア”の目でとらえた“自然の美しさやおもしろさ”などを
紹介していきたい。

スモークツリー(煙の木)

長居植物園で“スモークツリー”に出会いました!
何度も訪れている植物園ですが、名前の如く“スモークツリー”状になったのを見たのは初めてです。この状態は?「花はどこ?」とルーペまで持ち出して観察しましたが、わかりません。
後でネットなどで調べたところ、この見頃の“スモークツリー”は花後で、「小さい花が咲き終わった後、花柄が長く伸びて、不稔花の花柄には細かい糸状の毛が密生した状態だった」とようです。
「スモークツリー」の名の由来は、この長く伸びた花柄を持つ花序の様子に由来しているそうです。別名は「ケムリノキ」。雌雄異株で、スモーク状になるのは雌株だけだそうです。

スモークツリー(紅白)
ヨーロッパからアジアにかけて分布する「ウルシ科」の落葉樹
日本には明治時代に渡来し、ユニークで印象的な花を付けることから庭木などに人気があるようです。

スモークツリー(赤)

スモークツリー(シロ)

スモークツリーの果実   中央にある米粒ほど実(種子)


来年は“花”を観てみたい!