センブリ(千振)
観察会の下見で出会ったセンブリ(千振)の花です
リンドウ(竜胆)と同じく胃腸薬などの生薬などとして利用される“薬草”で
す。“当薬”“苦草”別名があるように、この“煎じ液は苦く”て“千回振り出し”て
も苦味が消えないので、この名前がついたようです。
子どもの頃の故郷の山道で、祖母に教わり採取したことはありますが、花
を観た記憶はありません。こうして見ると、五弁の花弁は、白地に紫の筋が
入って、凛とした美しさです。近頃は自生の花にお目にかかることが少なく
なってきました。本番の観察会で参加者の皆さんに紹介するのが楽しみです。
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