akatonboのブログ

“自然大好きシニア”の目でとらえた“自然の美しさやおもしろさ”などを
紹介していきたい。

近所を歩けば・・

緊急事態制限の期間延長でしばらくは“三密”を避ける、行動制限自粛生活が続きそう。
いつもながらデジカメ下げて、近所歩きです。


思いがけず、2か所の”苗代田の農作業”に出会い、なんだか気持ちが明るくなりました。

育苗箱を苗代田に設置
種籾と土の入った育苗箱はかなり重いので、移動を少なくできるだけ手渡しで設置。
家族一丸でチームワークはばっちり。
2列に育苗箱を並べた後は、ビニールトンネルで覆い、保温する。4~5日で種籾が発芽するそうです。
「この苗代田で7~8反分の苗が賄える、この辺では大規模」と農家の方の少し自慢げな話しぶりが嬉しい!


ビニールトンネルで覆われた保護苗代  設置して4日目 
左の方にはこの地の風習の「豊作を祈る花」が添えられている。コロナ禍でこの苗代の時期に行われる「豊作を祈る神事」は取りやめになったそうです(見回りに来ていた農家の方の話)


50年ほど前の私の故郷では、早期栽培だったので春休みに田植えをして夏休みには稲刈り。その上すべてが手作業で、機械化された稲作とはかなり違うようだが・・・
気持ちが通じるものがあって、農家の方との話が弾んだ(何メートルも離れた距離で)


マツヨイグサ     溜池の堤にて
夜咲きの花(8時台だったのでまだ開いていた)で萎むと紅くなるのが特徴
南アメリカ原産で1851年に観賞用として入ってきたが、その後野生化した帰化植物


アカバナユウゲショウ(赤花夕化粧)  畦道で マツヨイグサと同じ「アカバナ科」
在来種の「アカバナ」に似て、夕方に開花して艶っぽい花色を持つことからついた名といわれる(実際は昼間から咲いている)
また、オシロイバナの通称「夕化粧(ユウゲショウ)」と紛らわしいので「赤花(アカバナ)」をつけたとか・・
この花も熱帯アメリカ原産で明治に花卉として導入されたものが野生化したもの。


アメリカフウロ   道端にて   北アメリカ原産の越年生草本 フウロソウ科 
果実は角果


 

コナスビ(小茄子)  道端などで見られる小さな多年草
名の由来は丸い小さな果実を小さい茄子に見立てたもの(果実は小さなナスに見えない?ミスマッチな名前と私は思っているが・・)