小さな野の花
近所の散歩や買い物に出かけるときにはいつもデジカメがお供。たとえ財布やスマートフォンを忘れても( ^ω^)・・・
今回もスーパーに行く道中に撮った野の花(ややもすると雑草扱いの野の花ですが)の写真です。
ノミノフスマ(蚤の衾)
ユニークな名前です。小さな葉をノミのフスマ(夜具)に例えての名前。
同じ仲間に「ノミノツヅリ(蚤の綴り)」というのもあります。ツヅリ(綴り)とは粗末な着物の意味です。
今時〝蚤”といっても若い人にはピンときませんが・・
私の小さい時にはノミやシラミは身近な存在、肌着や頭髪に・・・(いい思い出ではありません) 日本全体が貧しかったのですね?!
田んぼのあぜ道などに群生して白い小さな花を咲かせています。
ハハコグサ(母子草)
母子草の名前の響きが好きです。
母子草より花も小ぶりで目立たないチチコグサ(父子草)というのもあります。
別名を「オギョウ」と言い、春の七草の一つです。若い苗は食べられます。昔は草餅などに利用されたようです。
オオジシバリ(大地縛り)
「地縛り」の名の由来は細長い茎が地面を這い、節ごとに根を降ろし、まるで地面を縛るように見えることから。地縛りより全体的に大きいので「大地縛り」の名がついたようです。
こちらはヘラ形で地縛りは円形と葉っぱの形が違います。
マツバウンラン 葉っぱが線形で、松葉に似ていることからの名
北アメリカ原産の外来種。紫色の花が穂状につき、群生していると園芸種みたい。
芝生や道端で見られる花 仲間にツタバウンランという外来種もあります。
クサフジとニセカラクサケマン
クサフジ(草藤)
青紫色の蝶形花が密生して咲くのでよく目立つ花です。
藤の花に似ていることからの名前です。
ニセカラクサケマン (花の色で同定してみました)
白っぽい花の先端部のみ濃紫紅色の、口紅を付けたようなユニークな花。これは地中海沿岸原産の帰化植物。
セイヨウエンゴサクとか、カラクサケマンとか似たような帰化植物があり見分けにくいです。
外来種も在来種も入り混じっている野の花でした・・・
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