akatonboのブログ

“自然大好きシニア”の目でとらえた“自然の美しさやおもしろさ”などを
紹介していきたい。

奈良公園へ

電車で2駅目の奈良へ用事で出かけたついでに、奈良公園へ行ってみました。


人口10万人当たりの感染者数は全国10位(数日前のニュース)、京都や大阪に隣接するのに「緊急事態宣言」も「まん延防止等重点措置」もなされていない奈良県。


グループでの観光客もチラホラ、「昼でも飲めます」の看板もあったり・・
一方では入りたいと思った公共の施設(甍の庭園)は5月31日まで閉園だったり・・・


春日大社   参拝者もチラホラ


若草山入山口  ここまで来ると静か  空模様が怪しくなってきたのでここから引き返す


鹿たちも鹿せんべい売りも手持無沙汰


おねだり鹿   私には寄ってこないのに  見る目が高い鹿たち!


袋角の雄鹿  鹿は毎年、角が生え変わり、この時季の角は皮膚で覆われた柔らかいこぶ状
、だんだん成長して、秋には骨質が形成されて立派な角になります。
以前サークルの観察会でこの袋角を触ったことがありますが、一人では触る勇気もなくて・・


マルミノヤマゴボウ(丸実の山牛蒡)の群落  春日大社参道横の林下の薄暗いところに
よく見かける外来種の「セイヨウヤマゴボウ」と似ているが
こちらは在来種で花穂も果穂も下垂しない。
毒性があり、鹿の不嗜好植物とされているはずだが?ところどころ食べた跡が・・・


マルミノヤマゴボウ 結実し始めている

マルミノヤマゴボウ    花弁はなく花弁に見えるのはガク


カラスビシャク(烏柄杓)  
地中の根茎を乾燥させたものを「ハンゲ」と呼び、漢方薬の吐き気止めなどに使用される
これも鹿の不嗜好植物、参道脇の林下の薄暗い場所に生えている


コナスビ(小茄子)    参道脇の溝に    ありゃりゃ同じ写真が‼
 実が茄子に似ていることからの名前だそうだが、あまり似ているとは思われない・・
小さな花だが黄色で可愛い花。 鹿食べないのかな?


〝年年歳歳花相似たり”〝母を偲びながら”の久しぶりの観察会になりました。
5月10日の「母を偲んで」にコメントを頂いたkahoさん、ディーカサワさんに感謝です!