akatonboのブログ

“自然大好きシニア”の目でとらえた“自然の美しさやおもしろさ”などを
紹介していきたい。

カラスやスズメの名の野草


植物の名前が覚えられなくて困っています。歳のせいもあるのでしょうが・・
観察する上では名前を知っている方が楽しい!カタカナ表記の植物名は、頭からスルーしてしまう。そこで植物の名前を覚える方法として「名前の由来」を知ることにしました。
今日は先日観察したマメ科ソラマメ属の「烏の豌豆」や「雀の豌豆」カス間草」の名の由来を紹介します。

  カラスノエンドウ(烏の豌豆)
栽培している「エンドウ豆」よりは実は小さいが、野草の中では実が大きいことから「カラスノエンドウ」と名付けられた説と、実が熟すと「真っ黒」になることから名づけられた説がある。私としては前者の説の方を支持しています。若い葉や茎は天ぷらやお浸しなどの野草料理に利用できます。

 スズメノエンドウ(雀の豌豆)
カラスノエンドウより実が一番小さいことから「カラス」に対して「スズメ」の名前が付けられた。

  カスマグサ(カス間草)
カラスノエンドウとスズメノエンドウの自然交雑種で両方の中間的な姿から、カラスの“カ”とスズメの“ス”の“間(マ)”でカスマグサ(カス間草)の名前になったとのこと。
昔の人の植物への名付け方の発想は面白い!それだけ自然を身近に感じていたのでしょう。