ヒメコウゾ(コウゾ)の花
ヒメコウゾの雌花(赤い糸状のものは花柱)武田尾にて
ヒメコウゾの雄花(小さな花が球状に集まっている)矢田丘陵にて
ヒメコウゾの雄花と雌花(新しい枝についている)矢田丘陵にて
この時季の観察会で、ヒメコウゾ(栽培種をコウゾ、自生のものをヒメコウゾと呼ぶ)の花をよく見かけます。かっては樹皮を和紙の原料にしていたので、栽培されていました。今では自生種はよく目にしますが、近辺では栽培されているのはあまり見かけません。
花の形がユニークなので紹介します。雄花は新枝の付け根に数個、雌花は新枝の葉の付け根に1個づつ付きます。おなじ樹に形が違う雄花と雌花が付く雌雄同株のクワ科の樹木です。先日の観察会で、仲間に雌花と雄花を逆に説明してしまいました。事前の観察会で調べていたので、自信を持って?!頭の老化!大きな勘違いでした!
果実は赤く熟すと食べられるが、あまり美味しいものではありません。子どもの頃に口を紫色にして食べたクワの実が懐かしいです。
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