奈良公園の紅葉
奈良公園での“鹿の生態”観察会に参加しました。奈良公園は正倉院展の開催期間中、休日、行楽日和などが重なって大変な人出でした。お目当ての鹿たちもどこかへ避難したようで?数が少なかったです。
青い空の下で、一際映えていた南京黄櫨の紅葉を中心に奈良公園の黄・紅葉を紹介します。
南京黄櫨の紅葉の下を行く
飛火野 (南京黄櫨の紅葉がアクセントカラーの飛火野)
南京黄櫨(ナンキンハゼ)
“南京”の名が示すように中国原産の落葉高木です。紅葉が美しいので、公園や街路樹などに植栽されています。“ハゼ”の名がついていますが、“ウルシ科のハゼノキ”の仲間ではな
く、トウダイグサ科の仲間です。
南京黄櫨の紅葉と熟した果実
果実は熟すと、黒い果皮が3つに割れて、中から白いロウに包まれた種子が顔を出します。この白いロウ成分はロウソクの原料として、種子は油に利用されていたと、以前に教わったことがあります。たまにロウや油を取るために植えられたナンキンハゼの林をを目にすることがあります。
銀杏の黄葉
九重桜の紅葉 4月に桜花を観た九重桜
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