akatonboのブログ

“自然大好きシニア”の目でとらえた“自然の美しさやおもしろさ”などを
紹介していきたい。

この時季に咲くツツジの花

市街地より5℃低いといわれている六甲山の「六甲高山植物園」に行って来ました。
春先から白花雲仙ツツジ、コバノミツバツツジ、ドウダンツツジ、モチツツジなどいろんな“ツツジ”を楽しんできましたが、今日は山にも自生する“珍しいツツジ”の紹介です。
(六甲高山植物園の見頃の花など「ロクさんのアクテイブライフ」をご参照ください)

穂躑躅(ホツツジ)  六甲高山植物園にて
長く突き出て、少し上向きの雌蕊がチャームポイント。
以前にも自生の花を観察したことがあるが、地味で目立たない。

梅花躑躅(バイカツツジ)  六甲高山植物園にて
葉の陰に隠れるようにひっそりと咲いていた。花弁の紅色の斑点がチャームポイント。
「このツツジは?」と聞いても、仲間からは相手にされず・・・・
いまだに自生の花には出会ったことがない。
見たいと思っている「サラサドウダン」や「ベニドウダン」ツツジの大きな樹を確認できたので、5月の花の時期にはぜひとも訪れたい!

勝ち虫

「アクテイブロクさん」のブログで時々登場する「極楽トンボ」や「尻切れトンボ」。
その“トンボ”は「勝ち虫」と呼ばれ、「不退転」の精神を表す縁起物として、戦国時代には鎧、兜などの武具、陣羽織などの装飾に用いられたとか。

シオカラトンボ  天王寺公園にて

オオシオカラトンボ  手前の黄色っぽいのが♀  奥の青い色が♂ ひとくら公園にて

ショウジョウトンボ    天王寺公園にて

ヒメコウホネ         天王寺公園にて
コウホネより小型のスイレン科の浮葉性の植物。
日本の固有種で「絶滅危惧Ⅱ類」に指定

アサザ    天王寺公園にて
一日花で早朝に開いて、昼過ぎには閉じてしまう。12時のこの時間には閉じかけていた。
このアサザもミツガシワ科で浮葉性の植物。
湖沼や池、川などの浅いところに生息するが、近年その生息場所が整備されて浅い場所が少なくなり、絶滅が危ぶまれている。“ハナジュンサイ”とも呼ばれている。

野の花

岸和田の蜻蛉池公園で出会った「野の花」の紹介です。
私にとっては、公園に植栽されている「紫陽花」や「薔薇」と同じくらい素敵に見えました。

西洋都草(セイヨウミヤコグサ)
ヨーロッパ原産の外来種。「都草」の名は京都周辺に多かったことからの名
ミヤコグサ(1花茎に2個前後の花)より花数(1花茎に5個前後)が多くつく。

西洋都草

花浜千振(ハマハナセンブリ)
リンドウ科、地中海沿岸原産の外来種

捩花(ネジバナ) らせん状に捩じれた、左巻と右巻きの花穂
日当たりのよい草地でよく見かけるラン科の多年草。
「モジズリ」とも云う

野薊(ノアザミ)  
アザミの中では早く咲き始める(春から初夏にかけて)ことと、頭花の下方を包む総苞がべたつくので見分けが付く。


かつて職場で「アザミの会」(綺麗だけど棘がある??)なる女子会を作っていたのが懐かしい。