akatonboのブログ

“自然大好きシニア”の目でとらえた“自然の美しさやおもしろさ”などを
紹介していきたい。

大阪公立大学付属植物園へ

例会下見とキノコ観察を兼ねて、「大阪公立大学付属植物園」に行ってきました。


かつては大阪市立大学付属の植物園で
仲間内では「私市植物園」と呼び、何度も訪れている植物園です。


名称が変わってから初めての来園

2022年4月に大阪市立大学と大阪府立大学が統合して開学の「大阪公立大学」(国内最大規模の公立総合大学)


「お目当ての植物」
◎ナンバンギセル

「今年は2~3本しか出てないんです」と申し訳なさそうに受付で・・・


我が家でも咲いた、また葛城高原で仲間と観た「オオナンバンギセル」と比較して
花が小さくて少し貧弱に・・・
👀 数えてみたら、3本を確認(前に観た時はたくさんのナンバンギセルが生えていたが、
今季の異常な暑さのせいか?!)



◎ツチアケビ(土木通)の果実 ラン科の腐生植物(菌従属栄養植物) 日本固有種

前に観た場所で今回も生えていた。


ソーセージみたいな果実といつもは仲間に説明しているが、
今、出回っているサツマイモみたい😊


◎大きな木の下で(ユリノキの下で)

遠足の園児たち(午前中は天気が良かったので・・・楽しそう(^^♪)



「西日本絶滅危惧植物」植栽コーナー
(アクテイブロクさんに頂いた「ムラサキ」や「タヌキマメ」もこの一角に植栽されていた)
◎キノクニスズカケ

◎キノクニスズカケ   初めて観る植物



◎アゼオトギリ(オトギリソウ科)これも初見




「湿生植物園」


◎オニバス(在来種)


◎オニバスの花(水の中で咲いている)

自生のオニバスの花を見てみたい!


◎ミズトラノオ(シソ科)

◎ミズトラノオ(環境省の絶滅危惧Ⅱ類、大阪府では絶滅種)

サクラソウ科のオカトラノオやヌマトラノオと同じく、花の穂を″虎の尻尾”に例えての名


花は下から順に開いていく


今季の阪神タイガースは調子が良い!
今朝の新聞では、マジック7!  
虎の尾の先っちょまでは早く花が開きますように🙌

無花果(イチジク)

美味しくて、お腹の調子を整える、大好物のイチジク
2日に1回は買い出しに出かけている。


早起きしないと買えない「イチジクの無人販売所

この時間には売り切れてしまい、ガッカリしていると、運よく数パックが補充された


2週間ほど前には、こんなにたくさん!



今日購入の1パック 300円なり

小ぶりでもお天気続きなので甘いです😋


でも収穫量も少なくなって、実も小ぶりになって・・・そろそろおわりに近いかな😢


無人販売所の周囲で栽培の「イチジク畑

作業しやすいように、毎年かなり強めに剪定されるイチジクだが、夏には枝葉を伸ばし実を付ける。生命力が強い果物!



無人販売所にはこんな句が・・・盆も過ぎて九月だけど・・・




7月18日アップの「風船唐綿(フウセントウワタ)」のその後


まだ 花は次々と・・・


◎2個目の果実

◎風船唐綿のユニークな果実 花は次々と咲くのに果実はやっと2個目


7月18日に紹介した果実は
◎「熟した果実が割れてタネが・・・(8月27日)」


タネは風に吹かれてフアフアと・・・ケサランパサランのように!
同じキョウチクトウ科のテイカカズラのタネとよく似ている。


このタネを採取して、また種をまく・・・「花咲かばあさん」になるぞ~

葛城高原へ

残暑厳しいなか、〝秋を探し”にふらりと葛城高原へ!


我が家から見える葛城山ですが、公共交通機関利用となると、
電車、バス、ロープウエイと乗り継いで片道、3時間近くかかります。


葛城山は市街地より6~7℃は低い!

ロープウエイ(6分間の空中散歩)

大和三山を眺めながら山上駅へ(中央が畝傍山、左手が耳成山、 畝傍山の奥に香具山)


足の向くまま、気の向くままに「一人観察会🔎」


★ヤマジノホトトギス



★ヒヨドリバナ


★サワヒヨドリ(咲き始め)


★イヌショウマ(咲き始め)


★ノダケ(セリ科)



★マルバハギ(咲き始め)


★オミナエシ(群落があり、ちょうど見ごろ)


★ワレモコウ(群落があり、見ごろ)


★タムラソウ(キク科、アザミそっくりの花だが、葉に棘はない)


★ヒナノウスツボ(ゴマノハグサ科、茎には4稜があり角ばる)

山地の少し湿った所に生える多年草、
漢字では「雛の臼壺」、
小さな花が、壺形をしていて、巣の中の雛を連想させることからの名前。
ここでの8月の例会でも観察した花


★タマアジサイ(アジサイ科)ここで観られるとは驚き\(◎o◎)/!


★ツルリンドウ



★ススキ(葛城高原はススキの名所だったが・・・)



★コオニユリに「キアゲハ」

◎8月の例会では、この近くでキアゲハの幼虫を観察



★ミヤマアカネ?(他にナツアカネ?やアキアカネ?らしきトンボも・・・)


図鑑片手に、足の向くまま、気の向くままにの一人観察会🔎
しばし暑さを、憂さを、忘れての・・一日でした😊