akatonboのブログ

“自然大好きシニア”の目でとらえた“自然の美しさやおもしろさ”などを
紹介していきたい。

奄美大島の旅①

旅行会社の「奄美大島ハイキング&観光の旅」で
憧れの奄美大島へ行ってきました😍


奄美大島は世界に類を見ない「生物多様性」の島ということで、2021年7月に「世界自然遺産」に登録された島。


どんな自然に出会えるやら・・・ワクワクドキドキ・・


まずは1日目


あやまる岬

島の北東部に位置する景勝地  右手側(東)太平洋  左手側(西)東シナ海を望む


ケラマツツジ    〝慶良間"の名を冠する

「ハブがいるので、道路を歩くように‼ 藪、草むらに近寄らないで‼」と釘を刺されて
肝に銘じての写真撮影!



オオシマコバンノキ   大島の名を冠する

赤い実がなるんだ・・・小判の木との違いは?


ナンゴクネジバナ  南国の名を冠する

岬の草原に、淡いピンクから濃いピンクの花の群落が目につく
花びらがギザギザで、近所で見るネジバナよりは美しく感じる。



キキョウラン


キキョウラン(実)瑠璃色の実が美しい! 



シロノセンダングサ(外来種) 道端や空き地‥あちこちでよく見かけた

ガイドさんに「アワユキセンダングサ」、地元ではタネがくっつくので「サシ」と呼ぶ
と教えてもらった




赤尾木東海岸
クワズイモ・ガジュマロ、アダンのトンネルを抜けると・・・


この海岸には干潮時にしか見られない「ハートロック」(ハート型の岩)を見に!


これがパワースポットの‷ハートロック‴
(近くにいたアクテイブロクさんに協力してもらう)


海浜性の植物観察


アダンの実 (パイナップル似の果実)



ハマアズキ



ハマダイコン



グンバイヒルガオ(葉が軍配の形をしている)



観察会の様にじっくりと観察はできなかったが、珍しい自然に触れられて満足の1日目😍

山田池公園で・・・

サークル例会で山田池公園へ行ってきました。
お目当ては「ナンジャモンジャ」の花と「ユリノキ」の花。
(アクテイブロクさんのブログ・5月6日で紹介済み)


初めて観る「ヒメユズリハ(姫譲葉)の花」

〝姫譲葉の花″は珍しいらしく、それぞれのスタイルで観察!


ヒメユズリハの花(雄花)


ネームプレートには樹木名と雌雄異株の説明はあったが、これが雄木なのか、雌木なのかの記載はなかった。(あたりに雌木らしきものも見当たらず・・)
びっしり花が付く様子から多分に雄花?と見当を付けて・・


帰宅して調べてみると
雌雄異株の花には花片はなく、小さな萼片が「雄花にはふつう4個」「雌花には3~5個」とある。
また、花弁のない雄花は枝先にかたまって付き、(数個から10数個の雄しべの)葯が赤紫色をしているのでよく目立つ・・・・ネットの写真などから「雄花」と同定。



〝森のランプセード″だって👍

エゴノキ   白い清楚な花がいっぱい垂れて咲く
仲間の一人が〝森のランプセード″と呼ばれているよ!と教えてくれました。
この表情は″エゴノキの花”😍


エゴノキ  マルハナバチ類が訪問中
別の仲間が、この実は「ヤマガラ」の大好物!とも教えてくれました。
またまた別の人が、昔はこの実(果皮にエゴサポニンを含む)で魚捕りや洗濯に利用したと・・
話がどんどん拡がって・・これがサークル活動の良さだよね😍


浮見堂(山田池に浮かぶ汲水設備)

ここで景色を見ながら一休み


キショウブ(黄菖蒲)  山田池畔に
ヨーロッパ原産で園芸種だったものが、最近は野生化しているものをよく見かける。
これも野生化したものかな?



好奇心いっぱい!

手を叩いている!?(公園内の「弥生橋」で)
理由は青い丸印のところに・・


「パチパチ」と手を叩き、
「ビーン」とか「ウイーン」とか断続的に音がこだまするのを確かめ、愉しんでいたようだ!
これをフラッターエコー現象(鳴き竜現象)と呼ぶそうだが、
ふつう通り過ぎてしまうところを、目ざとく見つけ、実践するところがすごい!


「いつまでも好奇心を持ち続けたい」と思った「5月5日・こどもの日」の観察会でした!

母の3回忌

母の3回忌法要のため、長崎へ行ってきました。
28日の夕方に長崎に着き、29日は3回忌、30日の昼には伊丹空港に・・・という
慌ただしさ。


法要の29日は"長崎は雨だった!"それも終日の雨😢
その日の朝、「庭ば見てみんね!」と母の声がしたような・・・
妹を誘って、庭に出てみると・・


以前や野菜を植えていたところに雑草の
踊子草(オドリコソウ)が・・

数か所に雑草の踊子草の花
「こんなところに大阪では珍しい踊子草が!」と写真を撮り喜んでいる私を
生前、母は冷やかし気味に「植物学者にでもなっとか?!」と笑っていた。


水滴の滴る踊子草  妹と母の思い出話をしながら眺める



庭の雑草「ムラサキケマン?(薄いピンク色でジロボウエンゴサクかと思ったが葉っぱが紫華鬘のようだ)」



今日は母の命日(遠方のため墓参りもできず、長崎の方を向いて手を合わせる)


「西洋躑躅?」グーグルレンズで「アザレア?」
30年ほど前、玄関わきのツバキを、来阪した母が椿は縁起が悪いからといって、
父が育てていたこの「ツツジの仲間」を植えてくれた。
昨年は花が付かなかったのに、今年はこんなにたくさん!



ついでに今の狭庭の様子を・・


フルーツ棚のテイカカズラが満開
このフルーツ棚はモッコウバラが終わり、次はキーウイの花が・・・


このフルーツ棚の下に立てば、甘い香りに包まれます!


テイカカズラは山野で見られる常緑のカズラ(住んでいる「町の花」で、引っ越し時に苗木を役場より頂いたもの)
キョウチクトウ科でプロペラ状の花弁は同じ仲間の夾竹桃の花びらと似ています。
もちろん有毒成分があるのも同じ!



前回の「ムラサキ」と「イワチドリ」は~こんなに花を付けました!


ムラサキ



イワチドリ



思い出に浸りながらの"母の3回忌と命日”でした。