akatonboのブログ

“自然大好きシニア”の目でとらえた“自然の美しさやおもしろさ”などを
紹介していきたい。

野菊の仲間

この時季の観察会や下見でヨメナやノコンギク、シラヤマギクなどの花“野菊”が目につきます。
それぞれの特徴や違いなどを観察しますが、右から左となかなか覚えられません。
“野菊”と言えば「伊藤左千夫」の小説「野菊の墓」、それを映画化した「松田聖子」初主演の映画を連想されるシニアの方も多いのではないでしょうか?
野に咲く花はそれなりの可愛さやたくましさがあります。

ヨメナ   万博記念公園にて
春の若葉は香りがよく、ヨメナごはんなどに利用します。ノコンギクとよく似ています。花弁の冠毛が目立たないなどいくつかの違いがありますが、私は「花の数が1~3個程度と少ない」のを大まかな見分け方にしています。

ノコンギク     ほしだ園地下見時
ヨメナト違って花の数が多く、群生していることが多い。

ヤマシロギク(イナカギク)    奥猪名にて


似たような名前で「シラヤマギク」「シロヨメナ」などもあって頭がこんがらがってしまいます。
野に自生する菊“野菊”の花を楽しむことにしています。



タデの仲間

先日アップした桜蓼、白花桜蓼、イシミカワに続いての「蓼の仲間」の紹介です。
田んぼでは稲刈りも終盤になってきました。側の耕作放棄田では、他の植物に混じって、タデ科の植物が花を開いています。地味な“野の花”ですが、たくましさと愛らしさが可愛いです。

柳蓼(ヤナギタデ)  別名:ホンタデ  マタデ
「蓼食う虫も好き好き」の“蓼”とはこのヤナギタデのことで、柳の葉っぱに似ている葉をかじると、ピリッと舌を刺すような辛味があります。ボントクタデとよく似ているので、葉っぱをかじって苦味で確認します。
若鮎の塩焼きなどについてくる「蓼酢」はこの柳蓼から作られたものです。

ぼんとく蓼(ボントクタデ)
ヤナギタデによく似ているが、葉っぱは丸みを帯び、真ん中あたりに黒い斑が入る。
かじっても辛味はない。

犬蓼(イヌタデ) 別名:アカマンマ
穂状に紅紫色の小さな花がびっしり付いている。ままごとの時によく使いました・・・

溝蕎麦(ミゾソバ) 茎や葉には小さな棘 白色~淡紅色の小さな花が数個ずつあつまって咲く。蕾はまるで金平糖の様な感じ。

溝蕎麦

紋白蝶が吸蜜に来ていました。花は小さくても蜜はちゃんとありますよ~


病院からの帰り道で

膝と足首の矯正のためのインソール調節に病院へ行った帰り道、独りミニ観察会を楽しんだ。


オリーブの実   オリーブオイルや化粧品、塩漬け、ピクルスなどの食品として利用されているが、実がなっているオリーブの木を身近で見ると嬉しい。
日本には江戸時代末期に入って来たそうだが、常緑で葉っぱもきれいなので、植栽されているのをよく見かける。
熟した実はおいしそう・・・生食できるかどうか?

オリーブの実    お尻をくっつけて成っている

イシミカワの実    タデ科の植物  
丸い葉っぱの中心から花柄が伸びて数個の丸い実をつけている。
お皿の上にお月見団子を載せたみたいな果実。見の付き方がユーモラスだが、ご用心!
茎や葉柄には下向きの鋭い棘があり、チクリと刺されます。実は完全に熟すと瑠璃色になり、美しい。

イシミカワの実   道端やカワラなどに生える雑草   
淡緑色⇒淡紅色⇒淡青色⇒瑠璃色と色の変化が面白い。

カナムグラ  若い果実(雌株)
果実が、ビールの原料の「ホップ」に似ている、ホップの近縁種で「アサ科カラハナソウ属」の厄介な雑草。茎が針金状で強いので「金葎」の名がつけられた。

カナムグラの雄花(雄株) 淡緑色の小さな花が多数つく
雌雄異株で、道端や荒れ地に繁茂する厄介な雑草。イシミカワと同様、蔓性で茎や葉柄に下向きの鋭い棘があるので、要注意!(植物好きでないと、ほとんどの人は関心を示しませんが・・・)