akatonboのブログ

“自然大好きシニア”の目でとらえた“自然の美しさやおもしろさ”などを
紹介していきたい。

青・瑠璃・紫色どりの木の実

矢田丘陵で出会った、青紫系統の木の実の紹介です。

青葛藤(アオツヅラフジ)
ブドウによく似ているけれど食べられない。茎や根は「木防己(モクボウイ)」と呼ばれて漢方薬に使われている。利尿、鎮痛、解熱に薬効があることで有名な薬草です。

青葛藤のタネ
植物観察会の初めの頃に教わったことが、果実の中に「アンモナイト様のタネ」が入っているとの話。アンモナイトというよりは虫の幼虫みたい・・・

野葡萄(ノブドウ)
山野の仲間にヤマブドウややエビヅルなどの食べられる実があるが、この実はまずくて食べられない。赤紫や青紫などの実の色は、ブドウタマバエなどの幼虫が寄生して虫こぶになったもの。

臭木(クサギ)
葉や茎は臭いけど、果実はご覧のとおり!紅い色のガクとルリ色の実のコントラストが美しい。若葉は山菜に利用できる。

紫式部(ムラサキシキブ)
“紫式部”に例えられたほど、紫色の実が美しいといわれたムラサキシキブ。園芸種の「コムラサキ」ほど実がぎっしり付いているわけではないけど・・・奥ゆかしい実の付き方です。


冬莓

冬莓(フユイチゴ)

冬苺   甘酸っぱい初恋の味?!


久しぶりに法隆寺裏手の里山・矢田丘陵を歩いてきました。赤い木の実や草の実、青紫色や紫色の木の実、桜の葉の紅葉などが目立ちました。中でも「冬莓」が食べ頃になっているのには驚きです。“冬”の季節の先取り!?白い雪に映えそうな冬莓ですが・・・
口に入れると甘酸っぱい、初恋の味?がします。以前はたくさん収穫して、「ジャムを作ろう」などと思ったものですが・・たくさん集めるのがしんどいと思うようになりました。年ですね!
冬苺は蔓状に地面を這っていて、一見草の様に見えますが、バラ科の「常緑小低木」です。「野草の名前」の図鑑で調べると、漢字では、草系統のイチゴは「苺」で、木イチゴの仲間は「莓」の漢字だとか。“初耳”です!


ユニークな形の果実

大阪駅ビルの屋上「風の広場」の植え込みで見かけた「狐顔」の果実です。何度か目にしたことがありますが、名前がわかりません。友人にヒントをもらって、“狐顔の果実”で検索してみると・・・次のようないくつかの呼び名を持っていることがわかりました。

風の広場の花壇

「角茄子(ツノナス)」ナス科の植物で、果実に小さな角状の突起があることからの名

「狐茄子(キツネナス)」キツネの横顔に似ているので

「フオックスフェ―ス」キツネの顔の形に似ているので

「カナリア茄子」熟した黄色の果実が枝になっている様子が、カナリアが止まっているように見えることからの名


いろんな呼び名のあるこの果実はブラジル原産で、花壇や生け花などに利用される観賞用植物です。アルカロイド系の毒成分を含むので、食用にはなりません。
なぜか、葉が付いていません。調べてみると、日光が当たらないと実付きや(黄色の)色
付きがわるくなるので、陽ざしを遮る葉は取ってしまうようです。どんな葉っぱなのかな?育ててみたい気もしますが・・・