akatonboのブログ

“自然大好きシニア”の目でとらえた“自然の美しさやおもしろさ”などを
紹介していきたい。

ノヂシャ

   ノヂシャの花(ナデシコ科)
 池の土手で淡青食の小さな花をびっしりつけたノヂシャの群落を見つけました。江戸時代にヨーロッパから持ち込まれ、長崎で栽培されていたものが野生化して全国に広まった帰化植物です。ヨーロッパではサラダや肉料理の付け合せなどに利用されることから、日本ではサラダに使う「チシャ」を連想し、野に生育していることから、「ノヂシャ」の名前になったようです。
  ちなみに「チシャ」とはレタスのことで、今のような結球したレタスでなく、葉や茎を食べる野菜で、中国を経由して「チシャ」の名前で日本に伝わり、その後品種改良された、結球したレタスがアメリカを経由して、江戸末期に入ってきたそうです。
もちろんノヂシャの若菜は食べられます。

 「参考」道端で見つけた在来種の「カワヂシャ」です。
若葉が「チシャ」に似ていて食用になることからの名前です。
最近外来種の「オオカワヂシャ」が蔓延っていますが、こちらは花も大形です。










銀竜草(ギンリョウソウ)

近くの里山歩きで見つけた「銀竜草」です。薄暗い林の中でひっそりと咲いていました。嬉しいので、つい通りがかりのハイカーにも「珍しい花が咲いているよ」と声をかけてしまいました。字の如く、白い(銀色)竜(竜の頭)の様に見えます。全体が透き通るような白い色をしているので「ユウレイタケ」の別名もあります。薄暗い林の中で見ると、この名にも納得がいきます。
 葉緑素を持たないので、栄養分は全部、腐葉土の菌類からもらって生活している「腐生植物」です。白くて丸い果実もできるとのことなので、機会があれば観察して、紹介したいと思っています。

   銀竜草の花の中



カラスやスズメの名の野草


植物の名前が覚えられなくて困っています。歳のせいもあるのでしょうが・・
観察する上では名前を知っている方が楽しい!カタカナ表記の植物名は、頭からスルーしてしまう。そこで植物の名前を覚える方法として「名前の由来」を知ることにしました。
今日は先日観察したマメ科ソラマメ属の「烏の豌豆」や「雀の豌豆」カス間草」の名の由来を紹介します。

  カラスノエンドウ(烏の豌豆)
栽培している「エンドウ豆」よりは実は小さいが、野草の中では実が大きいことから「カラスノエンドウ」と名付けられた説と、実が熟すと「真っ黒」になることから名づけられた説がある。私としては前者の説の方を支持しています。若い葉や茎は天ぷらやお浸しなどの野草料理に利用できます。

 スズメノエンドウ(雀の豌豆)
カラスノエンドウより実が一番小さいことから「カラス」に対して「スズメ」の名前が付けられた。

  カスマグサ(カス間草)
カラスノエンドウとスズメノエンドウの自然交雑種で両方の中間的な姿から、カラスの“カ”とスズメの“ス”の“間(マ)”でカスマグサ(カス間草)の名前になったとのこと。
昔の人の植物への名付け方の発想は面白い!それだけ自然を身近に感じていたのでしょう。