akatonboのブログ

“自然大好きシニア”の目でとらえた“自然の美しさやおもしろさ”などを
紹介していきたい。

「アイヌの歴史と文化巡りの旅」2⃣

2日目の旅の様子です。
早朝散歩⇒八剣山山麓(ワイナリー見学・山麓散策)⇒砥山ふれあい果樹園見学・アイヌ料理の昼食⇒北海道大学構内(遺跡保存庭園など)の散策



◆同室の方と6時からの早朝散歩


オオイタドリの花  名の如くイタドリより草丈も葉っぱも大きい
          若い茎は山菜として食用可
北海度大学構内でもよく目についた植物



白樺   ダケカンバの木との見分け方は、幹に“への字”模様の黒い斑があるのがシラカバ
郊外の道路わきに、よく目についた樹木


ノブドウ  「瑠璃色のきれいな実は虫こぶ、ブドウの名前がついているが生食はしない」
      観察会では今までこんな説明をしていたけれど・・・
アイヌ民族の人たちは「実を果実酒(よく効く精力剤に)、葉や茎を乾燥させてお茶にする」そうだ。また一つ新しい知識が( ^ω^)・・・



◆八剣山山麓散策

ボコボコの山頂が八剣山  
ワイナリーの社長さんに山麓散策のガイドをしてもらう


コリンゴの実 別名:ズミ・コナシ・ミツバカイドウ
味見していた人も( ^ω^)・・・


ヤドリギの果実  散策の時見つけたヤドリギを(断って)採取して
橙色の実から粘っこい糸が出ることを仲間に見せている人
(ここにも観察好きな仲間が😊)


ワイナリーのブドウ園での観察 メルローという品種の葉っぱ
垣根仕立てのブドウは実がほとんど根元の方についていた。ここでもちゃっかり味見をする人が( ^ω^)・・・



◆果樹園見学と楢木先生監修のアイヌ料理


砥山ふれあい果樹園での「リンゴ」等見学


果樹園の一角で、みんなでアイヌ料理盛り付けのお手伝い



楢木先生監修のアイヌ料理
◎混ぜご飯(赤色のごはんはハスカップなどを・・白っぽいご飯はギョウジャニンニクやヒシノミなどを混ぜたもの)◎蝦夷カンゾウの酢の物(干した蝦夷カンゾウを水で戻したもの)◎煮物(根曲竹、キノコ、ホタテ貝など)◎具だくさんの味噌汁(オオウバユリのデンプンから作った団子入り)◎南京のマッシュなど・・薬用植物を利用した食材だった。
アイヌ民族の゛ハレ″の日の料理だとか。
目にも美しい、お腹いっぱいの昼食になった😋



◆精進川のサクラマスの遡上を観る
石狩川水系・豊平川支流の精進川には10月初め頃に海からサクラマスが遡上する


川幅の狭い精進川に遡上のサクラマスが!(鮭と間違わないで・・鮭はもっと大きい)


溯上してきたサクラマス (黒っぽい色や、力尽きて死んでいるサクラマスも観ることができた)



◆北海道大学構内散策

北海道大学正門から散策スタート!
北海道大学は札幌駅から徒歩7分ほどとか。構内は市民にも広く開放されている


ここにも遺跡があったとか


キハダ(真ん中の樹皮)の実を試食 キハダも薬効がありアイヌの有用植物
落下した木の実を(熟れている実だけを)味見


ポプラ並木を散策 (これがあの有名なポプラ並木?現状に少しガッカリ😞)


有用植物は次の3日目に・・・

「アイヌの歴史と文化巡り」の旅 1⃣

2泊3日で地球環境「自然学」主催の北海道での観察会に行ってきました。


8月28日受講の
地球環境「自然学」:大地のめぐみ・アイヌの有用植物について
その時の講師、楢木先生案内の旅でした。
(アクテイブロクさんのブログ・8月29日の「アイヌの女性」にも紹介されています)


◎1日目
 伊丹空港⇒新千歳空港⇒さっぽろ羊ヶ丘展望台⇒サッポロピリカコタン(アイヌ文化交流センター)⇒定山渓温泉(宿)・アイヌ民族との文化交流


伊丹空港出発  ロビーで  シニア自然大学校の旗が目印


さっぽろ羊ヶ丘展望台のクラーク博士像 
銅像と同じポーズで写真撮影をするための長蛇の列が・・・


羊はのんびり草を食んでいた



オオバシナノキ (苞についた果実がぶら下がって)
眺望を楽しみながら、観察もしっかり( ´艸`)



◎サッポロピリカコタン(アイヌ文化交流センター)


イタオマチブ(桂をくりぬいた丸木舟似板を取り付け、帆を張る)復元の外洋船


ヌサ(祭壇)を観る


プ(食べ物などをしまう庫)


人々が暮らしていたチセ(家屋)


展示場(゛見て・触れて・楽しむ”がテーマ)


カツラの紅葉   交流センターの庭


オオツリバナの実   交流センターの庭 


イチイ(オンコ)の実  交流センターの庭
種子は有毒だが、種子を包む赤いゼリー状の仮種皮は食べられる。早速味見!😊


カツラ、オオツリバナ、イチイはあちこちでよくで目についた。


◎定山渓温泉宿でのアイヌ民族との交流会(楢木先生を含む5人のアイヌ楽器演奏・トーク・踊りなどの文化交流会)




◎夕食の後で
定山峡温泉遊歩道のイルミネーション



旅行2日目は後日に紹介予定です。

無花果のワイン煮とあぜ道の花

大型で非常に強い台風が、九州に上陸し、進路を東に変えて日本列島を縦断中!
近畿の方にはこれから夜にかけて接近とのこと。
朝方は雲行きは怪しいが、雨はパラパラ降った程度で風もさほど強くない。
台風に備えて??「無花果のワイン煮を作ろう!」と思いたった!



朝採りイチジクの無人販売  1パック300円


★イチジクのワイン煮を作る😋

材料  小ぶりのイチジク  安価の白ワイン   グラニュー糖  


イチジクの皮をむいて、グラニュー糖(大さじ4)白ワインを入れて(イチジクがかぶるくらいの)    20分ほど煮る    



煮汁がほんのりピンク色に     冷めてから冷蔵庫で冷やしたり
                 汁ごと冷凍してシャーベット状にして食べても😋


冷蔵庫で冷やしたもの     デザートに😋



道中の畔で見つけた野の花(水田の雑草というのが可哀相なので)


イボクサ(疣草) ツユクサ科   花は一日でしぼむ
葉の汁を付けるとイボが取れる?というのでこの名が付いたとか。



ミゾカクシ(溝隠)別名:アゼムシロ    キキョウ科
名前のように田んぼの畔を隠すくらい(別名の畔筵も同様にムシロを敷いたように)繁茂する
花弁の形が面白い!私がちぎったわけではない( ´艸`)
花弁がお扇を開いたように、5つに切れ込んでいる。



ヒレタゴボウ(別名:アメリカミズキンバイ)      ミソハギ科
熱帯アメリカ原産の外来種で 畔や休耕田などで繁茂


タカサブロウ(高三郎)    上から撮ったので     キク科


人の名みたいなユニークな名 語源は不明とか。
同じキク科の「ハキダメギク」と間違いやすい花で、観察会では両者を比べて観察