akatonboのブログ

“自然大好きシニア”の目でとらえた“自然の美しさやおもしろさ”などを
紹介していきたい。

"道草"観察🌼

コロナ第7波の感染拡大や、戻り梅雨とかで天候不順の事もあり、外出自粛気味のこの頃です。
今日はお天気が良さそうなので・・
近くのスーパーへ買い物に行く途中(道草をして)での
田んぼや空き地で見つけた草花などの紹介です。


水田雑草のアメリカコナギ

アメリカコナギ(ミズアオイ科) 
北アメリカ原産の外来種だが白い花がきれい(水田雑草なので農家の方には申し訳ない)



空き地の草むらで見つけた草花🌼

ヒメジオンやアレチハナガサが目立っていたが
👀良く見れば~



数か所に目弾き(メハジキ)の群落が・・・

目弾き(メハジキ)

メハジキ(シソ科なので茎が四角形) 
茎の葉腋に輪状に花がつく、オドリコソウによく似ている。


メハジキの花は唇弁花。  下唇花弁が大きくてよく目立つ



ハマハナセンブリ(リンドウ科)
地中海沿岸原産の外来種   



ユウゲショウ(アカバナ科)  熱帯アメリカ原産の外来種
良く見られる花だが、園芸種みたいな趣がある。 蟻が訪問中



ヘクソカズラ(アカネ科)
葉や茎、花をもむと悪臭がするのでこの名がつけられたようだが、可愛そう!
「ヤイトバナ」とか「サオトメバナ」の別名もあるが、お灸痕も手植えの田植え風景も生活から遠くなっている昨今、イメージしにくいかも?



アレチハナガサにアゲハ蝶が吸蜜中


ヒメジオンにシジミチョウが吸蜜中



身近なところにでも
いろんな草花や昆虫などを観ることができるんだな・・・😊\(◎o◎)/!

新梅田シテイの「新・里山」「希望の壁」で・・

JR大阪駅から徒歩7分ほどの所に位置する、新梅田シテイ。
その北側部分に造成された、2400坪の「新・里山」
日本の原風景である「里山」を手本として、草花園や野菜畑、水田、雑木林、竹林などが配されている。


年に何回かは、この場所での自然観察を行っている。


七夕飾りが残っている新梅田シテイ  保育園児がお散歩に・・



園児が田植えをした田んぼ  秋の稲刈りが楽しみ😊


雑木林の下の草花🌼

ミントの花  爽やかな香りが漂う


ノコギリソウ仲間


弟切草の仲間



目弾き(メハジキ)の仲間
*~仲間としているのは、植栽されている園芸種で、その上近くで観察できないため



秋の花も・・

女郎花


桔梗



巨大緑化モニュメント「希望の壁」(建築家・安藤忠雄の発案による)では

「希望の壁」を彩っているブドウに青い実が・・


このブドウ、熟れたらどうするのかな?
彩りにするのでなく果樹として、栽培してほしいな~😢



希望の壁にはこんな訪問者も😊

アオスジアゲハ


時間があればぜひお勧めしたい〝新梅田シテイの新・里山と希望の壁”です。

下鴨神社・糺の森で・・・・

先日、所属するサークルで世界遺産の「下鴨神社・糺の森」へ行ってきました。
(アクテイブロクさんのブログで「幻の田代蘭」「雅の世界」でも紹介されています)



移動途中の京阪電車「出町柳駅」の構内の壁画「葵祭の巡行図」
観察会のテーマとも関連する〝葵祭″  光源氏ならぬ「光るロク」さんは居るかな( ´艸`)


鳥居の前で「賀茂御祖神社」何と読むでしょう?との質問が・・・
「かもみおやじんじゃ」と読み「下鴨神社」の事だそうです。


植物観察の始まり・・・いつも観ているのとは違う、「アオキ(雌株)の実」


アオキの実の虫こぶ「アオキミフクレフシ」
ガイド役の「静御前女史」が教えてくれた。
果実の黒い穴は「アオキタマバエ」の幼虫が果肉の中で育ち、羽化して出て行った痕とのこと(初見の虫こぶ)



薄暗い林内に白い花の群落「藪茗荷(ヤブミョウガ)」


藪茗荷(ヤブミョウガ)
1株に両性花と雄花が付き、両性花は花弁より雌しべや雄しべが飛び出している


花蕾を薬味や酢の物にするミョウガと混同している人もいたようだが
このヤブミョウガは「ツユクサ科」で、食用にしている「ショウガ科」のミョウガとは違うもの。    葉っぱがミョウガの葉に似ていることからの名前


このヤブミョウガは食べられるのか?
調べたところ、初夏の葉が開き切らない若芽を、塩茹でして食べることができるそうだが・・



午後からは歴史探索
事前レクチャー時に
シニア自然大学校の機関紙「自然と仲間」に掲載された私の記事の紹介が・・


掲載された記事

世界遺産「法隆寺」の裏手の棚田で偶然に撮った「アカボシゴマダラ」

友人を通して調べてもらったところ、特定外来種に指定されている「アカボシゴマダラ春型」と判明(南の蝶ということで喜んだのに・・・特定外来種とは😞)


春型は翅の縁の赤い斑が淡い桃色、数年前に神奈川県で人為的に放蝶された中国亜種だそうで、関東から、我が県にまで拡大してきているとは!
在来種は奄美大島に棲んでいるらしい。奄美大島にこの外来蝶が持ち込まれると交雑することなどが懸念され、「在来種の保存」が危ぶまれる事態になりかねない。




糺の森、馬場にて   道路の微かに湿った場所で吸水している「アオスジアゲハ」


なかなか止まらないアオスジアゲハだが・・・
アクテイブロクさんが「止まるよ!」と声かけてくれたので、パチリ!と😊