akatonboのブログ

“自然大好きシニア”の目でとらえた“自然の美しさやおもしろさ”などを
紹介していきたい。

ブラシの木と百合の木

斑鳩の里で見つけた、ひときわ目を引いた2種類の「木の花」


ブラシの木(ブラシノキ)
別名を「花槇(ハナマキ)」「金宝樹(キンポウジュ)」
オーストラリア原産で観賞用に植栽されている。

塀を超えて咲き誇っている、「赤いブラシ」状の花は圧巻!


ブラシの毛のような〝赤色の糸状のもの”は〝雄しべ”、黄色い葯がついている。
その基部に5つに分かれた薄緑色の萼と花弁があるようだ。(ネットで検索)


花の先端から新しい枝が伸びていくというから面白い。
もう一つ面白いのは、昆虫の卵のような種子は山火事に遭うと弾けて発芽できるとか・・
山火事によって子孫を増やしていくなんて・・・



〘参考〗
同じブラシ状の花でも・・・先日、武田尾で観た〝白糸草”とは大違い( ´艸`)
こちらは草本で自生種だけど( ^ω^)・・・

崖に群生の「白糸草」
白い糸状の花弁を持つ花が集まってブラシ状についたもの。
一個の花は長い花弁4枚と退化した短い花弁2個で構成されている

「白糸草」



もう一方の木の花は「百合の木(ユリノキ)」
北アメリカ東部原産の落葉高木で「チューリップ・ツリー」や「袢纏木(ハンテンボク)」とも呼ばれる

百合の木(ユリの花に見えるかな?)
花の中を覗いてみると

きれいです((^▽^)/


別名の「チューリップ・ツリー」チューリップの花に見えるかな(^▽^)/



別名「袢纏木(ハンテンボク)」
葉っぱにご注目!葉の形が袢纏みたい・・・ここから名前が付いたようです。


明治時代初期に日本に入ってきて、公園や街路などに植栽されている。
生長がはやく高木になるので、目の高さで花を見ることがあまりない。

トカゲの尻尾と庭の花

雨上がりの朝、落花したキーウイの花を掃き掃除していると、なんと〝切れたトカゲの尻尾”が・・・青く怪しく光っている\(◎o◎)/!
事件です⁉(さすがに写真を撮るのは止めました)
猫の額庭で時々見かける「トカゲちゃん」の尻尾?


皆さん既にご存じの「トカゲの尻尾切り」
またまた調べてみました( ^ω^)・・・
◎トカゲ(カナヘビやヤモリも)が危機に瀕した場面で、自ら尻尾を切除し、外敵から逃れること
「会社などで不祥事が発覚した際、上の者が下の者に責任を被せて、自らは責任を逃れること」これもトカゲの尻尾切り(/ω\)


◎トカゲの尻尾には特別な切れ目がついていて、そこから切れるようになっているらしい。
(その部位は、出血を防ぐ、傷を治す、新しい尻尾を再生する仕組みになっている)


それでも再生するにはかなりのエネルギーがいるらしい。どうかお大事にね❣



猫の額庭の花(ごちゃごちゃといろんな花が咲いています)


西日を防ぐためのフルーツ棚
モッコウバラとテイカカズラの花が終わり、キーウイの花もそろそろ終わりかけ

キーウイは雌雄別株で
例年雄株の花が多いのに、今年は逆で雌株の花が多い


雄花

雄花が早く咲き始める


雌花


雌花に蜂の仲間が来訪(受粉を助けてもらうありがたい訪問者)
熊蜂が羽音を鳴らしてきているが撮ることができない

今年はたくさんのキーウイが収穫できそう( ´艸`)


カーネーションに似た赤い「セキチク」

寄せ植え


「カワラナデシコ」タネから育てた花



「オダマキ」タネから育てた


「アメリカンブルー」友人から苗を頂いた



昼咲き月見草(ヒルザキツキミソウ) 勝手に侵入?可愛いからいいか( ´艸`)


「ニオイバンマツリ」 木本で我が家に来た由来は不明




自然は心を豊かにしてくれます。
でも「トカゲの尻尾切り」のニュースだけはご免被ります!!

大和民俗公園で・・

下見に行った「奈良県立大和民俗公園」での〝心ときめく😊出会い”の紹介です。


サークルの皆さんを案内するのはアジサイの時期で、まだアジサイは咲いていないのでコースの確認が主。



この公園のウリでもある「江戸時代に建てられた民家15棟」を移築復元した民家集落がある
この日も小学生の見学で賑わっていた


あまり保存が行き届いてない朽ちかけた藁ぶきの家
藁ぶきの屋根のに赤い点々が⁈


朽ちかけた藁ぶき屋根に
「赤い苔の花」が・・

「苔の花」?
名前を知りたくて調べたところ
「コアカミゴケ(別名:コナアカミゴケ)」のようだ。
「コケ」の名前がついているが、コケではなく「地衣類」とのこと。
赤い花に見えたのは、地衣体の上にできる「子器」と呼ばれる部分で胞子を作る生殖器官。
花ではなかった😞 名前がわかって♫(^^♪


コアカミゴケ 地衣類  ハナゴケ科  ハナゴケ属



藁ぶき屋根の民家の庭先で見つけた
「アヤメ」に止まっている「ツマグロヒョウモン♂」

花弁の中央が〝白と黄色、網目状”  アヤメとは写真を見て分かった(/ω\)



カキツバタ(花びらの中央に白い筋) アヤメよりは湿った場所を好む



キショウブ  ヨーロッパ原産   湿地や川べりに野生化したものをよく見かける



ショウブ(菖蒲)の花    全体に香気があり、古くから魔除けに使われた
              葉は端午の節句のしょうぶ湯などに使われる

花穂(花後)は葉の途中についているように見えるがそうではなく
〝花柄”や花穂の基部から伸びた〝長い苞″が葉とそっくりなので
〝葉の途中から花穂が出ている″ように見える



ヒメミクリ(姫実栗) かつて観察した名前を思い出しながら〝ミクリ?”
           これも帰宅してから調べました!

ヒメミクリ(姫実栗)
下の4個のイガ栗状のが雌花(花後)  上部の5個の淡黄色の花が雄花
あまり見かけない植物・・多分に植栽したものでしょう。



毎回の楽しみは、デジカメで写した写真を整理しながら、新しい気付きや発見があること


自然に癒されている日々です(⌒∇⌒)