akatonboのブログ

“自然大好きシニア”の目でとらえた“自然の美しさやおもしろさ”などを
紹介していきたい。

名残の紅葉

先日サークルの例会で万博記念公園に行ってきました。
(既にアクテイブロクさんのブログでも紹介)
小春日のなか「仲間たちと「きれい!きれい!」と言いながら「名残の紅葉」を
楽しんできました。


タイワンフウ(台湾楓)別名:フウ
万博記念公園内のソラード(森の空中観察路)からの眺めは絶景



ソラードから観るイロハモミジなどの紅葉


メグスリノキの紅葉    神戸森林植物園でも見たので樹名はすぐわかった!


メタセコイアの並木    赤金色の紅葉


ドウダンツツジ(満天星躑躅)の紅葉


モミジバフウ(紅葉葉楓)別名:アメリカフウ  紅葉とイガ栗状の果実
葉っぱはカエデのように切れ込んでいるが、カエデ(ムクロジ科)の仲間でなく、フウ科。
果実の形もカエデの仲間は翼果で、このフウの仲間はイガ栗のような果実


同じ仲間のタイワンフウは葉っぱが三角形状で3つに切れ込む


キレイ!キレイ!と眺めるだけでなく、お勉強も!(⌒∇⌒)



モチツツジの返り花      干支工作の会場となった東屋近く


オンリーワンの干支工作「寅」を喜んでくれているよう\(^o^)/

柊の花と帰り花🌼

冬の到来を告げる柊の花が咲きました!
クリスマス飾りの「赤い実」のヒイラギ(シナヒイラギやアセイヨウヒイラギなど)は「モチノキ科」でクリスマスホーリーと呼ばれるもので、「モクセイ科」のこのヒイラギとは別の仲間。


ヒイラギの花    鉢植えの若木   刺々しい葉にご注目!


ヒイラギの花    老木の葉は刺々しさが消えて丸みを帯びている(先端に棘は残っている) 「ヒイラギの葉は齢をとると角が取れて丸くなるんだよ?!」とシニア自然大学校の講座生の時に教わったが・・・そうでない人もいます⁉


「木」+「春」=椿(ツバキ)
「木」+「夏」=榎(エノキ)
「木」+「秋」=楸(キササゲ)
「木」+「冬」=柊(ヒイラギ)  
木ヘンに春夏秋冬をくっつけると、その季節の樹木の名前が( ^ω^)・・・
(これも教わりました)



急に冷え込んだり、ぽかぽかの小春日があったりのこの頃ですが、季節外れの花が目につきます。
本来の季節とは異なって咲く花のことを、仲間内では「狂い咲き」とよく言いますが
「帰り花」「返り花」「忘れ花」とも・・・
俳句のこの時期の季語にもなっています。


高砂百合(タカサゴユリ)  夏に紹介した百合、鉢植えにちゃっかり根付いて花を咲かせた。


木瓜(ボケ)の花   春先の花なのに。この時季から咲き始める、寒木瓜(カンボケ)という品種もあるようですが・・・・



珊瑚水木(サンゴミズキ)
落葉低木で落葉後に、枝が鮮やかな赤色になり、その赤い枝を生け花などの花材として利用
以前仲間に教えてもらった植物。久しぶりに花壇で見つけた。
果実はこの時期のものだが、花の時期は5~6月頃。花も実も見れてラッキー!



車輪梅(シャリンバイ)  道路の植え込みで
花の時期は4~5月だ。
海岸近くに自生する植物だが、道路のグリーンベルトや公園などに植栽されている。


シャリンバイの果実    黒紫で艶々 
樹皮や材にタンニンを含み染料(大島紬等の)に利用

神戸森林植物園

錦秋の神戸市立森林植物園に行ってきました。
既にアクテイブロクさんのブログで紹介されていますので、なるべく重ならないように
紹介します。


トナカイの引くソリに乗ったサンタさんのお出迎え!



メタセコイアの並木
この紅葉の色は「赤金色(あかがねいろ)」というそうです。(ピッタリの表現!)


「冬のソナタ」のシニアバージョンで「ヨンさんならぬロクさんが( ^ω^)・・・」
ドラマを再現してくれました!




トキワサンザシ(ピラカンサ)
このトキワサンザシやヒマラヤサンザシ、タチバナモドキなどの総称名が「ピラカンサ」



カラタチバナ(唐橘、百両)  赤い実を付ける縁起物植物
ちなみに   アリドオシ(一両)  ヤブコウジ(十両) センリョウ(千両)
マンリョウ(万両)    ミヤマシキミ(億両)



 

クモラン(蜘蛛蘭)  樹木に着生するラン科の着生植物(ウラジロモミの木の枝に着生)
葉がなく樹皮に絡みついた根で光合成をおこなう。
花は初夏に咲くらしいので写真は果実のようです。仲間に案内してもらい観れた初見の植物



カヤラン(榧蘭、岩や樹木に着生する常緑のラン) 
クモランと同じウラジロモミの枝に着生 葉が針葉樹のカヤの葉に似ていることからの名前   
杉枝ごと落下したものを拾ってきて育てたこともある植物



マルバノキの花  赤い星形の花が背中合わせにつく(ユニークな花)
花が少ないこの時期、ハエに似た昆虫が訪問していた


マルバノキの紅葉(ハート形がウレシイ!)



下火状態の"コロナ”が拡大しませんように!