akatonboのブログ

“自然大好きシニア”の目でとらえた“自然の美しさやおもしろさ”などを
紹介していきたい。

奈良公園の鹿


雄鹿の発情期に合わせての「奈良公園での観察会」、“奈良公園の鹿”が“野生の鹿”であることを再認識しました。

サンちゃん鹿(3歳の雄鹿) “角切り”を免れた鹿ですが、この角は来年の4月になると自然に脱落して、また新しい角が生えてきます。

発情期の雄鹿(角切りされている) 泥浴びをして泥まみれで、雌鹿にアピールするようです。角がなくても堂々とした風貌?は“野生”が感じられます。

雄鹿同士の角突合せ  角切されて角が無くても“角突合せ”の戦いで力比べ

イラクサ(刺草とも呼ぶ) 茎や葉には、ギ酸を含んだ細かい棘がぎっしり生え、この棘が刺さると長い間しびれたようになり痛みが続く。鹿に食べられないように「奈良公園のイラクサ」は進化したようで、刺された時の痛さは有名です!鹿の不嗜好植物です。

観察会の帰路の夕日  鹿も私たちも懸命に生きています!



奈良公園の紅葉

奈良公園での“鹿の生態”観察会に参加しました。奈良公園は正倉院展の開催期間中、休日、行楽日和などが重なって大変な人出でした。お目当ての鹿たちもどこかへ避難したようで?数が少なかったです。
青い空の下で、一際映えていた南京黄櫨の紅葉を中心に奈良公園の黄・紅葉を紹介します。

南京黄櫨の紅葉の下を行く 

飛火野 (南京黄櫨の紅葉がアクセントカラーの飛火野)

南京黄櫨(ナンキンハゼ)
 “南京”の名が示すように中国原産の落葉高木です。紅葉が美しいので、公園や街路樹などに植栽されています。“ハゼ”の名がついていますが、“ウルシ科のハゼノキ”の仲間ではな
く、トウダイグサ科の仲間です。

南京黄櫨の紅葉と熟した果実
果実は熟すと、黒い果皮が3つに割れて、中から白いロウに包まれた種子が顔を出します。この白いロウ成分はロウソクの原料として、種子は油に利用されていたと、以前に教わったことがあります。たまにロウや油を取るために植えられたナンキンハゼの林をを目にすることがあります。

銀杏の黄葉

九重桜の紅葉    4月に桜花を観た九重桜



青・瑠璃・紫色どりの木の実

矢田丘陵で出会った、青紫系統の木の実の紹介です。

青葛藤(アオツヅラフジ)
ブドウによく似ているけれど食べられない。茎や根は「木防己(モクボウイ)」と呼ばれて漢方薬に使われている。利尿、鎮痛、解熱に薬効があることで有名な薬草です。

青葛藤のタネ
植物観察会の初めの頃に教わったことが、果実の中に「アンモナイト様のタネ」が入っているとの話。アンモナイトというよりは虫の幼虫みたい・・・

野葡萄(ノブドウ)
山野の仲間にヤマブドウややエビヅルなどの食べられる実があるが、この実はまずくて食べられない。赤紫や青紫などの実の色は、ブドウタマバエなどの幼虫が寄生して虫こぶになったもの。

臭木(クサギ)
葉や茎は臭いけど、果実はご覧のとおり!紅い色のガクとルリ色の実のコントラストが美しい。若葉は山菜に利用できる。

紫式部(ムラサキシキブ)
“紫式部”に例えられたほど、紫色の実が美しいといわれたムラサキシキブ。園芸種の「コムラサキ」ほど実がぎっしり付いているわけではないけど・・・奥ゆかしい実の付き方です。