akatonboのブログ

“自然大好きシニア”の目でとらえた“自然の美しさやおもしろさ”などを
紹介していきたい。

庭や近所の花や昆虫たち

サークルのお散歩観察会以来、〝歯の養生”を理由に巣籠状態。
数日に一度スーパーへ出かける程度のだらだら生活。
それでも猫の額庭の水やりは欠かさない。鉢植えが多いので朝夕に汗だくで、蚊に刺されながら・・・


これではいけない!と近所の散歩コースを歩き始めた。15分くらいのコースだが、観察したり、写真を撮ったりで30分はかかる。汗をかいて〝運動した気分”。


この長雨が止んでお天気になれば、ぼちぼち松尾寺詣でを再開です( ´艸`)


松葉牡丹     朝開花して昼過ぎには閉じてしまう儚い命。
         松葉のような葉は多肉植物のように水分を含んでいて、暑さに強い夏の   
         の代表格?


松葉牡丹       前掲の写真の花と同じ鉢
           昨年友人にいただいた苗を、冬越しさせたもの


鉢植えの百日紅      今年も花を付けました!


近くの公園の百日紅    花弁のフリルが白いドレスのようです。


早苗蓼(サナエタデ)    散歩コースの川べりで
以前ヤナギタデを観たことがあるので、葉をかじってみたが、あの独特の辛さはなかった。
白花桜蓼とも違うようだし・・・調べてみると田植えの時期から花をつける「早苗蓼」のようだ。


鉢植えのタヌキマメに「キチョウ」が訪問
他に春~秋に、ナミアゲハ、ミスジチョウ、アオスジアゲハ、モンシロチョウが訪問してくれる。


シオカラトンボ         散歩道で


シオカラトンボ       散歩道で


クマゼミを捕獲した「コガネグモ」   散歩コースで久しぶりの遭遇
残酷な場面だがコガネグモも生きていかねば!


引っ越してきたころには庭にも「コガネグモ(黄色と黒色(褐色)の横縞模様)」や「ジョウロウグモ(黄色と水色の横縞模様)」の巣がかかっていた。
いまでは見ることがない。「自然は遠くなりにけり」でしょうか・・・

鷺草と狸豆の花が咲いたよ~(^^♪

今年も「鷺草」と「狸豆」の花が咲きました(^^♪


大事に育てている植物なので、〝花が咲く″ととても嬉しいものです。


鷺草(サギソウ)    ラン科
緑色で長く伸びているのは「距」、この中に蜜を蓄えていて、昆虫に受粉を助けてもらうようです(この距から蜜を吸えるのは長い口吻を持つスズメガの仲間らしい)
私も以前に蜜をなめたことがあります。


朝は開いていなかったが、夕立の後に見ると開花。初花です!
水滴を纏ってた鷺が飛んでいるような・・・優雅な花姿です。


今朝は3輪開花    


仲間から頂いた球根を育てていたのが、ダメになり、
昨年にアクテイブロクさんに分けていただいた鷺草。
害虫が付きやすい環境?なので、発芽してからの管理が大変でした。
8本ほどに蕾が(1本に2~4個)付き、これからが楽しみ。


発泡スチロールの箱にミズゴケを入れて栽培


湿地の自生する植物ですが、年々数を減らし、今や環境省の準絶滅危惧種です。


園芸品種もあり、私の栽培している「鷺草」は園芸種です。


狸豆(タヌキマメ)    マメ科


これも数年前にアクテイブロクさんに苗を頂いて、1年草なので
毎年タネをとり育てている植物。
自生の植物ですが、年々数を減らし、地域によっては絶滅危惧になっているようです。


青紫色の唇弁花、花までがタヌキの顔に見えてくるような・・・
ガクや蕾、豆果など毛深いところがタヌキの尻尾などに見えるので、この名がついたとか。


狸豆   種から育てたので数鉢に分けて栽培


タカサゴユリ(高砂百合)
花弁に紫色の筋の入っていない高砂百合、毎年この時期に
植木鉢や花壇の隅っこ、毎年神出鬼没の開花です。


夏芽(ナツメ)       緑地帯にて
中国では重要な果樹の一つだそうですが、日本ではさほど普及せず・・・
もう少しすると暗赤色に熟れます。生食、干してお菓子などに、または薬用に利用されるようです。
少し色付いたこの青い実を食べてみました。青りんごの味でした。

アブラゼミの羽化

クマゼミの羽化に続いて、今回は〝アブラゼミの羽化”です。


この並木の桜の木での観察  同じような条件なのに、セミにも好みの木があるようです
昼間にセミの抜け穴や抜け殻の多い木をリサーチしておきます。


アブラゼミ  クマゼミに続く大きい蝉
都市化やセミの種間争いなどで、近年数を減らしているようですが、この散歩コースではクマゼミと同じくらいよく見かけるセミです。
アブラゼミは♪ジージー、ジリジリジリ♪と鳴きます。油で食物を揚げている音に似ていることから、油蝉の名がつけられたとか・・・
クマゼミは朝方からで、アブラゼミは日中に鳴いているようです。


アブラゼミの羽化の紹介


①地上に出た蝉の幼虫が桜の木の幹を上っている


②木の葉に体を固定して羽化の体勢に入る(①のセミとは別の個体)19時14分


③幼虫の背中が縦に割れて、頭が出てきた(②のセミと別の個体)


④お尻だけを残して、イナバウアー体勢  19時44分
②と同じ個体  ②の撮影(19時14分)の後、30分後、他の羽化セミを観察している間に、ここまで羽化が進んでいた。


⑤ お尻を殻に少し残すだけ  19時54分(④の10分)


⑥殻から抜けて、頭部も殻と同じ向きになる    19時58分


⑦翅が伸びてきた   20時2分


⑧成虫の大きさの翅になった    20時8分
蝋細工のような淡いブルーのセミ。明日の明け方には立派なアブラゼミに変身!


長い間の地中の生活から抜け出して、羽化という大変身して自由に飛べる地上の生活を送ることに・・・命の神秘さを感じた!


中には羽化の途中で失敗して(何が原因だろうか?)殻を付けたまま死んでいるのも何匹か観察し自然の厳しさも・・・


鬼灯(ホウズキ)
枝付きでお盆の盆だなに飾ったり、浅草の〝ほおずき市″などでお馴染みの植物


小さいころ、果肉を取り出して、口に含んで鳴らしたり、膨らませたりして遊んだ記憶もあります。