akatonboのブログ

“自然大好きシニア”の目でとらえた“自然の美しさやおもしろさ”などを
紹介していきたい。

史跡・中宮寺跡のコスモス

知人から勧められて、史跡、中宮寺跡のコスモスを見に行ってきました。
法隆寺よりも近いのに、なかなか行く機会が無く・・・この機会にとママチャリでひとっ走り。
今季は万博公園や天空農園、馬見丘陵公園などで見たけれど、今までのコスモスに負けないくらいの美しさでした。


現在の中宮寺(法隆寺東院伽藍の横に隣接されている)から東へ500メートルのところに
あり、塔や金堂跡が発掘された。


中宮寺は聖徳太子の母の為に建立されたいわれる。皇族や公家など高貴な女性によって営まれてきた尼門跡寺院「奈良の三門跡」の一つ(円照寺や法華寺と並ぶ)


史跡を囲むようなコスモス


祝日とあってフアミリーも・・・

少し高い場所にある金堂跡からコスモスを眺める

ミツバチ(セイヨウ?ニホンミツバチ?)が蜜集めに忙しそう。


しばらく観察していたが、ミツバチにとって花色の好みはなさそう。


キチョウも訪問       ツマグロヒョウモン(チョウ)も見かけたけど・・


斑鳩の里の法起寺や法輪寺と合わせてこの時季のお勧めスポットです!

馬見丘陵公園のコキア(ほうき草)

奈良盆地の南西部にある馬見丘陵公園は、広陵町と河合町にまたがり、古墳が集中している、「歴史と自然に囲まれた」都市公園です。
植物や野鳥などの自然観察にサークルでも何度か訪れたことが有ります。


自宅からは電車を乗り継いで行くのですが、今回は愛車?(ママチャリ)です。
馬見丘陵公園・河合町側の緑道北口まで自宅から20分。なんと近いことか!


1か月ほどまえに新聞に「コキアが見頃」との記事があったので、その確認も兼ねての訪問です。

コキア(箒草・箒木)  花は目立たないが秋の紅葉は美しい!
和名の「ほうき草やほうき木」は茎を乾燥させて、ほうきを作るのでこの名が有るとか。
そういえば故郷ではこのほうき草で箒を作っていたっけ・・“コキア”ってどんな植物?と思っていたけど小さい時からお馴染みの植物だった!


実は生薬の原料にもなるし、食料にもなる優れもの。実は形状から「畑のキャビア」と云われ、秋田の郷土料理「とんぶり」は有名。


紅葉のコキア


見頃を過ぎたコキアの中で・・・幼児たちが迷路遊び


落ち葉で遊ぶフアミリー

ニシキギの紅葉

マユミの実    熟すと4つに割れて赤い川に包まれたタネが顔を出す


コルチカム(イヌサフラン科)   葉っぱが無くて花弁だけが目立つ(花壇の花)

コスモス   ここのコスモスは草丈がそろっていて、風にそよぐコスモスの雰囲気とは
       とはまた違ったイメージ
       
日曜日ということもあり、お弁当を広げたリ、散策したりと家族づれが目立っていました。


いつものことながら、マテバシイ、シイ、クヌギなどのドングリも採取もして・・・
満足の“馬見丘陵公園”となりました!

天空の農園

大阪・梅田に出たついでに久し振りに大阪ステイションシティの、知る人ぞ知る、11階「和らぎの庭」12階「風の広場」14階「天空の農園」へ行ってきました。
長いエスカレーターで11階「和らぎの広場」、短いエスカレーターで12階の「風の広場」。ここは眺望もよく、ベンチやテーブルなどが有り、樹木や季節の植物が植栽されていてまさに憩いの広場です。
そこから長い階段を(少ししんどいですが)上ると、14階の「天空の農園」、
ブドウの収穫と稲刈りは既に終わっていましたが、お天気も良く、農作物や花、眺望を愉しみました。


天空の農園の案内図(ノースゲートビル14階)


特大キャベツや桜島大根などが栽培されています。

たわわに実ったホップ    地ビールでも作るのかな?


乱立するビルを背景にコスモスが揺れていました

花壇エリアでは季節の花が目を愉しませてくれます。


ムべの実   (稲刈りの済んだ田んぼを囲むフエンスでたくさんのムべが・・・)
アケビの仲間だが、アケビの様に実が割れないので、古代から皇室に献上された“伝説の果実”。またアケビの様に落葉しない、常緑の蔓性木本なので、「トキワアケビ」とも呼ばれています。
天智天皇が琵琶湖南部(現滋賀県近江市一帯)へ狩りに出かけた際、8人の息子を持つ元気な老夫婦に出会い、「お前たちはなぜこのように元気なのか?」と尋ねられた。
老夫婦は「この地で採れる無病長寿の果物を、毎年秋に食べているから」と答え、その果物(ムべ)を献上したそうです。それを賞味した天智天皇は“ムべなるかな!(もっともだな!)”とおっしゃられたそうです。
それが“ムべ”の名前になったとか・・・


「参考」アケビの実      矢田丘陵にて