akatonboのブログ

“自然大好きシニア”の目でとらえた“自然の美しさやおもしろさ”などを
紹介していきたい。

ビル街の“里山”


大阪・梅田中心部「新梅田シテイ」の一角にある「新・里山」に行って来ました。
ここは日本の原風景である、雑木林や棚田、畑などを配し「里山」を再現した空間です。
私の大阪の“お気に入り場所の1つ”です。
一足早い“里山の春”を紹介します。

ニワトコの蕾  山野に生える落葉低木 
このブロッコリーみたいな“つぼみ”は山菜として「天ぷら」等で食べれます。数年前に友人に教えてもらい、それから病み付きになりました。採取するのが、春の山歩きの楽しみの一つです。(花が開いてしまうと食用にはできません)

タラノキの冬芽(タラの芽)
山菜の王様“タラの芽”も薔薇の花のような冬芽で出番を待っています。

シキミの花  枝を仏壇や墓に備えたり、葬式に使うことなので、お馴染みの植物
全体に有毒ですが、特に八角形の果実(中華料理の調味料に使用するハッカクに似ている)は猛毒で“悪しき実”と言われるほど。淡黄色の花は清々しいほど美しいです。

新・里山の菜園   茶の木や春野菜が植えられています。


畑の側にはこんな立札がありました。


ここ新・里山は“癒しの空間”だけでなく、“自然を感じ、自然との共生を学ぶ”空間でもあるのかも知れません。