akatonboのブログ

“自然大好きシニア”の目でとらえた“自然の美しさやおもしろさ”などを
紹介していきたい。

近所を歩けば・・・

昨日の大阪北部の余震が続いています。幸い被害はありませんでしたが、怖いです。
気晴らしを兼ねて久しぶりに近所を散歩しました。

露草(ツユクサ)  早朝に開いて午後からは閉じる半日花で、朝露が似合う花です。
奈良・平安時代には花汁をつけて染めたことから、“つきぐさ”と呼ばれそれが“ツユクサ”になったとか。
この写真ではわかりづらいですが、花弁を包む“苞”の形から“帽子花”とも呼ばれています。
“大帽子花”は露草の栽培変種で、その花弁の汁から作った「青花紙(あおばながみ)」は今でも旧友禅の下絵に用いられているとか。(青い色の花汁で染めても、水に浸すと色落ちしてしまう性質を利用)。滋賀県草津市中心にした湖南地方で栽培されていて、草津市の「市の花」にもなっています。

常磐露草(トキワツユクサ)
南アメリカ原産の外来種で昭和の初めに移入されたものが野生化したもので繁殖力が旺盛。我が家の庭にも繁茂。
名前の様に常緑で、良く観れば白い3枚の花弁と雄蕊の黄色い葯が可愛い。

姫女苑(ヒメジョオン)とベニシジミ蝶

ナミアゲハ蝶 


地震などの自然災害は怖いですが
身近な自然の草花や昆虫は心を癒してくれます。