akatonboのブログ

“自然大好きシニア”の目でとらえた“自然の美しさやおもしろさ”などを
紹介していきたい。

金剛山の山野草


日本200名山のひとつ金剛山(1125m)に登って来ました。
所属している自然観察サークルの「金剛山調査」という名目に魅かれての参加したのですが、主目的は来年度の合宿のコース調査でした。勿論植物観察はしました。時間的な余裕がない中で、次々と珍しい山野草の出現で苦しい登りも気にならない程、楽しめました。

エイザンスミレ   名は比叡山に映えるスミレの意味。切れ込みのある葉が特徴

ヒトリシズカ  花を静御前に例えての名前 ブラシの様な白い花と光沢のある葉が特徴

シロバナショウジョウバカマ   珍しい色  谷筋の群生が見られた

ミヤマカタバミ  日が当たらないと開かない  林内に群生が見られた

ヤマルリソウ   咲き始めは淡いピンクでやがて瑠璃色になる

トウゴクサバノオ    花弁状の萼片は淡黄色で本当の花弁は橙色 上向きに咲く

サイゴクサバノオ 果実が“鯖の尾”に似ていることからの名 花弁に見える萼片は白色
本当の花弁は黄色で蜜腺状になっているとか・・急いでいたので確認できず。花は下向きに咲く

エンレイソウ 輪生する葉の中央にのっかているように1個の花が咲く
3枚の花弁に見えるのはガクで、花弁はない