akatonboのブログ

“自然大好きシニア”の目でとらえた“自然の美しさやおもしろさ”などを
紹介していきたい。

アメリカデイゴとイナゴマメ


ジャカランダと紫陽花をお目当てに長居植物園に行って来ました。
ジャカランダの花はちょうど見ごろ(6月15日のアクテイブロクさんのブログをご覧ください)
紫陽花は梅雨の晴れ間のお天気にぐったり。やはり紫陽花には雨が似合います。
この時季の植物園は、他にも花菖蒲、睡蓮、百合、ダリアなどの花に彩られ、一年のうちでもっともは華やぐ季節のようです。


今日は私にとっては目新しいマメ科の植物「アメリカデイゴ」と「イナゴマメ」の紹介です。

アメリカデイゴ まるで羽根を広げたよう孔雀の様

アメリカデイゴ 別名:海紅豆(カイコウズ)
南アメリカ(ブラジルや北部アルゼンチン)原産の暖地性の花木。江戸時代末期に渡来


沖縄の県花「デイゴ(梯梧)」とは別品種
デイゴはインドやマレー半島が原産で、日本では沖縄が北限とされている。
春から初夏にかけて、葉が開く前に花を咲かせる。

アメリカデイゴ

イナゴマメ(雌株) マメ科ジャケツイバラ亜科  雌雄異株 
木の枝や幹からソラマメみたいな硬い豆がぶら下がっている。いつもジャカランダに目を奪われて見過ごしていた樹木。なんだこれは?通りがかった公園の職員が「豆はコーヒー豆代用などとして用いられる」と教えてくれた。
“イナゴ”の名の由来など?ネットなどで検索してみた。
和名の「イナゴマメ」は英語のLocoust beanの訳だそうです。
花は秋に咲き、実は1年かけて収穫される様なので、今年の秋に収穫ということになる。


ギリシャ語でイナゴマメの豆果は「動物の角」の意味だそうだが、 英語のイナゴを思わせる形にも見えなくはない。
また、タネは大きさや重さが均一であったことから重さの単位「カラット」の語源にもなったとされている。


豆や果肉を乾燥させ粉末状にした食品「キャロブ(キャロブパウダー)」は
チョコレートに似た風味でカルシュウム、鉄分、植物繊維が豊富で、そのうえカフェン等の刺激物を含まず健康食品として注目されている。
果肉には自然の甘味がありお菓子の材料にも使用されているとか、優れもののようです!