akatonboのブログ

“自然大好きシニア”の目でとらえた“自然の美しさやおもしろさ”などを
紹介していきたい。

里山の植物

台風接近前の久々の里山歩きです。
法隆寺裏手の棚田には赤とんぼが飛び交い、炎暑の中にも秋の気配です。

仙人草(センニンソウ)
花弁のように見える4個の十字形に開いているのは萼片。
花が終わってからの果実が、仙人のヒゲに見えることからの名。

仙人草    蔓性の半低木

夏藤(ナツフジ)  夏に咲くことから「土用藤」とも呼ばれる
藤を小さくしたような白い花が涼やか。  マメ科で蔓性の木本

駒繋ぎ(コマツナギ)   マメ科の木本
茎や根が馬をつないでも抜けないくらい強いのでこの名がある。(草が美味しくて馬が動かなくなるからとも・・)

弟切草(オトギリソウ)   
花びらをルーペで見ると黒い点々が観える。
この草を鷹の秘薬としていた鷹匠が、その秘密を洩らした弟を切ったという伝説があり、
黒い点々は弟を切った時の飛び散った血のあととか・・
観察するたびにこの話を思い出します。