水田の草花
近所の田んぼでは稲の穂も出そろい、少しずつ頭を垂れ始めた。
稲刈りはまだまだ先・・・
通るたびに眺めている、〝水田の雑草”と呼ばれる草花の紹介です。
田んぼの端っこ(コンバインが作業しやすいように、稲を植えず、空いている)に
雑草と呼ばれる、アメリカコナギやコナギアメリカアゼナなどが繁茂(一度は刈られたが生命力が強い)
アメリカコナギ(ミズアオイ科)
北アメリカ原産の外来種で、水田の雑草
白色の6弁花で、午前中に開花し午後からはしぼんでしまう。淡青色の花もあるようだが、まだお目にかかっていない。
アメリカコナギ
コナギ(小菜葱) ミズアオイ科 在来種
青紫色の花が葉の陰に隠れるようにして咲く。かつては食用にしていたようだ。
アメリカアゼナ(ゴマノハグサ科)
北アメリカ原産の外来種。水田の雑草
水田の端っこで繁茂している「ヒレタゴボウ(別名:アメリカミズキンバイ)」
熱帯アメリカ原産の外来種。「チョウジタデ(タゴボウ)」や「タゴボウモドキ(外来種)」とよく似ている。
ヒレタゴボウ(アカバナ科)
4弁花で花弁と花弁の間が空いていることが特徴。雄しべは8個(チョウジタデは4個)
ヒレタゴボウの果実
萼片が残っている(タゴボウモドキとの違い)
中でもこのヒレタゴボウは草丈も大きく、繁茂しているので、
農家の人にとっては大迷惑の雑草だろうな?!
こんなことを考えながら観察しています。
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