akatonboのブログ

“自然大好きシニア”の目でとらえた“自然の美しさやおもしろさ”などを
紹介していきたい。

鑑真和上ゆかりの花(ケイカ)




 ケイカの花(スイカズラ科)

  五弁の花弁に見えるのはガクで、8個集まって咲くので、「八仙花」とも呼ばれる

 ケイカの花を観賞中(いい香りがします!)
奈良西ノ京にある唐招提寺のケイカの花の特別公開(4月22日~5月7日)に合わせて、シニア自然大学の同期の仲間を案内しました。
この唐招提寺のケイカの花とは、ガクアジサイに似たスイカズラ科の花です。鑑真和上のの故郷・中国揚州市の花で、隋の皇帝がは門外不出としたことから「皇帝の花」と称されているほどの花です。唐招提寺には鑑真和上遷化1200年(1963年)に中国仏教協会か送られたもので、日本には①唐招提寺②御所(中国ではこの2か所だけと思っている)③佐賀の鑑真記念館の3か所だけしかない珍しい花です。今年は開花が遅いようでまだ7分咲きでした。例年に比べミツバチなどの昆虫の姿も少なく、甘い香りも顔を近づけて嗅ぎました。珍しいこのケイカの花や唐招提寺の新緑の雰囲気を皆さんに喜んでもらいました。