akatonboのブログ

“自然大好きシニア”の目でとらえた“自然の美しさやおもしろさ”などを
紹介していきたい。

狸(狸豆)と狐(狐の孫)

 狸豆(タヌキマメ)
正面から見た花の形や毛の多い萼をタヌキに見立てての名前

 友人に分けてもらった苗を枯らしてしまい、今度は鉢植えを頂いた。一昨日に待望の一輪の花が咲いた。昨日は夕方に花を見つけたので、今日は朝から何度も観に行ったところ、午後2時ごろ二輪が開花、夕方6時ごろには閉じていた。萼が閉じられて、花が咲いたあとのものか蕾なのか?見分けが付かない。花はどこへ行った?まるで“タヌキ?につままれた”気がした。マメ科で半日花の一年草です。

 狐の孫(キツネノマゴ)
枝先の花の穂は“狐の尻尾”に似ているが、それよりかなり小さいのでそのサイズを“孫”に例えて「狐の孫」となったとのこと。花穂は萼や苞が目立ち、花は一斉には咲かず、一つか二つずつ順番に咲きます。(法隆寺裏手の棚田の道端で)
名前の由来を知ると植物が一層身近に感じられます。ほかに「猫萩」の花も観察してきましたが、機会があれば紹介します。