山歩きのご褒美
いつもの法隆寺裏手の里山・矢田丘陵を歩いてきました。いろんな秋の草花や木の実が観察できました。常に、視覚・嗅覚・聴覚・触覚・味覚の五感で観察するように心がけています。今回は特に味覚で観察した、美味しい木の実を紹介します。
アケビ
実が開くので「開け実(アケミ)」、それが転じて「アケビ」の名に。
九州の故郷の島では、アケビは自生していなくて、同じ仲間の「ムべ(熟して実は開かない)」だけでした。
果肉はタネが多いですが、甘くておいしかったです。
栽培もされているようで、お店の店頭に並んでいることもあるようです。果皮も料理の食材に利用できるようです。
樹木にぶら下がっている蔓性のアケビ
ナツハゼ ブルーベリーのような実を付ける落葉低木
小粒ながら甘酸っぱくて美味しい!
イヌビワ(別名:イタビ) 雌株の実
果実から蜜が流れ出ている。小粒ながら仲間のイチジクのような味わい。「イタビ」は懐かしい故郷の味がする。めったにお目にかかれない雌株の実に出合えてラッキー!
イヌビワ 雄株の花(花は、イチジクと同じ様に花のうの中に入っている)
実が熟しても、イヌビワコバチが寄生していることもあり、食に適さないし、食べてもまずい!ほとんどが雄株で、雌株にはあまりお目にかかれません。
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