akatonboのブログ

“自然大好きシニア”の目でとらえた“自然の美しさやおもしろさ”などを
紹介していきたい。

高野箒と秋丁子

里山歩きのお決まりコース・松尾寺への参道の山道で出会った秋の花を紹介します。

高野箒(コウヤボウキ) 草にみえますがれっきとした低木です。1年目の枝先にだけ花をつけます。

 高野箒の花  淡紅色の花弁がクルリとまいていて、チャーミングな花です。
かって高野山では、弘法大師が人の心を惑わしそうな竹を植えることを禁じたため、竹箒の代わりにこのコウヤボウキの枝を束ねて、箒にしたことからついた名とのことです。

秋丁子(アキチョウジ)の花  青紫色の筒型で胴長の花、口唇をチョコット開いているような咲き方がユーモラスな花。「秋に咲く“丁子”に似た形の花」からついた名前。