akatonboのブログ

“自然大好きシニア”の目でとらえた“自然の美しさやおもしろさ”などを
紹介していきたい。

馬見丘陵公園へ

桔梗草   段々に花を付けるので「ダンダンキキョウ」の別名もある外来種
(最後に載せるつもりが順番を間違えました(ー_ー)!!)



昨日「古墳巡りハイキング」で馬見丘陵公園へ行って来ました。古墳を巡りながらもやはり私の関心は植物に!

馬見丘陵公園の古墳群の模型を見る

公園内には白爪草(クローバー)の花が満開
“四葉のクローバー”を5本も見つけました!良いことがあるかも?!

巣山古墳の周囲のヒナゲシ(虞美人草)畑

ブタナ(豚菜) タンポポに似た外来種のブタナがクローバーの花同様に群生して咲いていた。ブタナは花茎が上部で枝別れしているのが特徴なので、タンポポと見分ける。
フランスでは「豚のサラダ」と呼ばれるので「豚菜」の名がついたとか・・

豚菜の花の黄色  クローバーの花の白色  ヒナゲシ畑の赤・桃・白色

薬玉詰草(クスダマツメクサ) 米粒詰草よりも花の数が多い外来種 

花石榴  石榴の園芸種  
花は綺麗だけれど、果実はどうなのかな?

金剛山の山野草

4月に続いて二度目の金剛山です。
今回は伏見林道を登り、ちはや園地を通り、千早本道を下りたので前回よりは楽でした。
ただ千早本道はずーと階段道なので、かなり足に堪えました。
山頂付近には新緑の中にまだ桜(多分カスミザクラ)が咲いていて、赤いヤマツツジも咲き始めていました。

ヤマブキソウ     黄色い花(花弁は4個)の群落が林内を彩っていた
低木のヤマブキの花(花弁は五個)に似ていることからの名前

ヤマシャクヤク   群生地が2か所ほどありました
シャクヤクに似ていることからの名

ユキザサ   林内のあちこちに小群落が見られた
白い花を雪に、笹に似た葉から付いた名前  秋には赤い実を付ける

ミヤマハコベ   あちこちに群落がみられた  
普段見られるハコベの仲間だが「お目目パッチリ」で可愛い!

ツクバキンモンソウ   日当たりのよい場所で群落がみられた
シソ科でキランソウの仲間  葉脈が赤紫色が特徴

矢田丘陵の木花

“矢田丘陵の山野草”に続いての“矢田丘陵の木花”の紹介です。
里山歩きは思わぬ自然との出会いがあり、植物園とはまた違った楽しさです。

奈良盆地を望む       正面の山のふもとあたりが“山の辺道”

クロバイ(黒灰)   他のサークルで、3月に初めて観察した“クロバイ”、この矢田丘陵で花の時期に観察できるとは!嬉しい発見です。

クロバイ(黒灰)  花はオシベが目立ち、穂状につく

ヒメコウゾ(姫楮)  紅いウニの様なのが雌花  左下の赤紫の実の様なのが雄花の花後(咲いているときは白い葯が目立つのだが・・)
植えられたものは「コウゾ」と呼ばれ、樹皮は古くから和紙の原料に利用されている。
果実は食べられるがあまりおいしくない。

カマツカ(鎌柄) 材が丈夫で折れにくいことから、“鎌の柄”に利用されたことからの名
“牛の鼻輪”にも利用されたことから「ウシゴロシ」の別名もある
花も可愛く、赤い実も美しいので、植木としても利用されている。

ウラジロノキ(裏白の木) カマツカと同じバラ科
葉の裏が綿毛に覆われて白く見えることからの名

モチツツジ(黐躑躅) 花や蕾、新芽など腺毛が多く触るとベタベタする。
観察会ではこのベタベタした感触を体感してもらっている。


この時季の里山は
新緑の緑色をベースに、クロバイやカマツカなどの白色の花、モチツツジの桃色、ヤマツツジの赤色、フジの花の紫色などで彩られています。