akatonboのブログ

“自然大好きシニア”の目でとらえた“自然の美しさやおもしろさ”などを
紹介していきたい。

春を探しに・・・

久しぶりに近所の散歩コースを歩きました。


まずは3か所の「河津桜」を見に


①緑地帯の「河津桜」

紅梅と一緒に


邪魔になるからと枝を剪定されて、見栄えのしない河津桜



②桜並木遊歩道に1本だけ植栽されている「河津桜」

曇り空なので、花色が映えない!


③堤の河津桜(流通工場建設でも伐採されずに)




🌼桜の木の下に、川沿いの土手に可愛い小さな野の花が・・・


◎オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)



◎ホトケノザ(仏の座)


◎ヒメオドリコソウ(姫踊り子草)


◎ニセカラクサケマン(帰化植物写真図鑑第2巻を参考にして)

一応「ニセカラクサケマン」と同定していますが?


◎セイヨウカラシナ(西洋芥子菜)セイヨウアブラナと違って、葉の基部は茎を抱かない

シニア自然大学を卒業したばかりに、仲間たちと、このカラシナの若葉を摘んでお浸しやサラダにして食べたが、辛い!苦い!で😒😢


後で聞くところによると、タンポポの葉と同じように「葉先をちぎり捨てる(辛味があるの)」と良いのだそうです。


川にはまだ「コガモの群れ」もいたが、
春はゆっくりと来ています(^^♪

へえ~そうなんだ!

先日の観察会は、北山緑化植物園


そこで思わぬ発見が・・・


◎ルバーブ(北山緑化植物園のキッチンガーデン)

仲間の一人から、「〇〇さんから頂いた、このルバーブジャムおいしかった!」といわれ、
気づきました!
まだ食べずに大事にとってある‶あのジャム″は、この野菜から作られていたの?!


初めてお目にかかります\(◎o◎)/!

タデ科のシベリア原産のハーブ 酸味と香気をもつ  葉柄を食べる



早く食べなくちゃ!
ルバーブジャム」  友人から長野のお土産にいただいたもの


早速食べました!

ヨーグルトにかけて
あまり癖のない、ほのかに甘酸っぱい味です😋😋



◎ブラジルマツ(タネは持っているけど、果実の松かさを見るのは初めて!

ナンヨウスギ科  今まで植物園でしかお目にかかったことがない
画面右側の大きな球形の松かさ  左側は松かさがばらばらになった「タネ」


調べてみると南米ではこのタネは「食用」らしい
身体を温める働きがあるので、「薬膳」に用いられることもあるとか


自宅に保管している「ブラジルマツのタネ」(10数年前某植物園の観察会で拾ったもの)


友達に「このタネでペンダントを作ってあげる」と約束していたので
観察会で見ることができ、グッドタイミングだった👍


◎ブラジルマツのタネを使って「ペンダント」を作る

ペンダントとして使ってもらえなくても ‶話のタネになれば幸い”


「ユズリハ」と「ヒメユズリハ」


ユズリハ(山地に生える常緑高木、新葉が開くと、交代するように古い葉が落ちることから、「譲葉」の名がつけられたとか。正月飾りなどに使われる縁起物植物)

 ユズリハは雌雄異株で、黒い果実のついた雌株を観察中!


◎ユズリハの果実


ヒメユズリハ(雌株)ユズリハと同じく雌雄異株

ユズリハの近くに ヒメユズリハの雌株と雄株が植栽されており
比較観察するのに最適の環境! ここが植物園の良いところ(^^♪


「ユズリハ」と「ヒメユズリハ」の葉の比較

画像 左 ユズリハ:葉脈の網目模様が粗い 葉柄は赤い
   右 ヒメユズリハ:葉脈の網目模様が細かい



今回の観察会もいろん気づきがありました(^^♪

こんなん見つけた!

冬芽観察会で見つけた‶緑色の繭・ヤママユ″の紹介です
ヤママユ(私たちはそう呼んでいるけど・・「ウスタビガの繭」で「ヤマカマス」ともいうそうです)


枝先にぶら下がっていたこの緑色のきれいな繭は
ウスタビガ(薄下火蛾もしくは薄足袋蛾)」という「ヤママユ蛾」の仲間のマユ


11月頃に蛹は羽化して抜け出した(繭の上部から)「空の繭」なのです
繭の下方には水抜きの穴もあいていて、落下しないようにしっかりと太い枝に糸(高級絹糸?)をからませています


みんなで観察中🔎

「この美しい繭は値打ちもの!・・」アクテイブロクさんが説明
仲間の一人が大事そうに持ち帰った
(私も6~7個のヤママユを集めて時々眺めていたが、あまりにも子どもじみていると思い大掃除の時に処分してしまった)



緑色の繭を創り出す「ウスタビガ」及び「ヤママユガの仲間」を知りたいと思い調べてみました👀🔎


ヤママユ蛾の仲間(手持ちの図鑑より)

ウスタビガ

メスがオスより大きく色もきれい!
メスは腹部から匂い(フエロモン)を出して、オスは触覚匂いをキャッチし、雌の居所を探すようです


ウスタビガの雄でも雌でもいいから一度見てみたい!


天蚕糸をとる
◎ヤママユ蛾(図鑑の写真向かって左ページ)
ヤママユ蛾の緑色のマユから天蚕糸(テンサンシ)という高級絹糸をとっている「養蚕」の地域が一部の地域(長野県穂高町など)にあるらしい。
これも一度見てみたい!



今までに見たことのある「ヤママユ蛾の仲間」


「クスサン」

武田尾の桜の木の下で  出会ったのは
シラガタロウ」と呼ばれる幼虫と「スカシダワラ」と呼ばれる空のだけで
まだ「クスサン」には出会っていません😢



オオミズアオ(高槻の川久保渓谷で一度だけ出遭った)

薄い水色の大きな蛾でした!



緑色の繭・ヤママユを採取して糸を紡いで・・・と思ってみたが
ヤママユつまりウスタビガのマユ(ヤマカマス)は絹糸が細く、繰るのが大変だとのこと! 金儲けにはならないようだ😞


商売になるのはヤママユガの繭だけ・・・



観察会が終わっても
いろいろと調べるのが愉しい!
観察会を二度愉しむBABAちゃんです。