akatonboのブログ

“自然大好きシニア”の目でとらえた“自然の美しさやおもしろさ”などを
紹介していきたい。

福島に桃源郷あり🌸🌸🌼

 3泊4日の「福島の花巡りとハイキングの旅」ツアーに参加しました


印象に残った2日目の「花見山公園」の紹介です


花見山公園とその周辺の美しい景観は
「福島市渡利地区の花木生産農家がそだてた色とりどりの花木畑やきれいな小川、里の原風景で織りなされています」(福島市観光コンベンション協会パンフレットより抜粋)


写真家の故・秋山庄太郎氏が「福島に桃源郷あり」と称えて全国に紹介し、花の名所として知られるようになったところ


花桃の見頃は終わり、観光客もまばら・・


地元のガイドさんの案内で「花見山公園を目指して

思わず‶新緑がきれい!″と・・


鮮やかな色のツツジ(キリシマツツジ?)の中を行く



イカリソウ(4個の花弁にそれぞれ距があり、花の形が船のイカリの様に見えることからの名前)

ここのイカリソウは距が短く、ガイドさんに教えてもらわなければわからない(゜_゜)



オオバベニカシワ(きれいな色の若葉、ガイドさんに説明を受ける)
このきれいな色の若葉は半月ほどで緑色になるそうだ


オオバベニカシワの雌花(紅い細いリボン状の花弁)


オオバベニカシワの雄花(小さな花が集まって)
同じ木に雄花も雌花も咲いているが、葉っぱの陰で目立たない


🌸里桜はまだ見頃


ウコン桜(ウコン色の、黄緑色の桜のはずだが? 散り際の色はこんな色?)


御衣黄(ギョイコウ)桜(奈良公園で見た黄緑色の桜とは思えない、散り際の色?)



天の川(満開)



絶景ポイント👀 「花見山公園」山頂


花桃の時期はこんな絶景が!(写真で想像を・・)


実際の景色は・・新緑が素晴らしい!


◎民家の庭先には手入れの行き届いた花木が・・


フジの花
白藤


薄紫の藤の花



桃色のフジの花(藤棚)



(既にアクテイブロクさんのブログでも紹介されている福島旅行です)



ここでのお土産は「桜の花の塩漬け(地元で加工したもの)」をゲット!
‶桜湯″ではなく‶桜ういろう”を作るため( ^)o(^ )

奈良公園の鹿と桜

「いにしえの桜」観察会の下見をかねて奈良公園へ行ってきました!


目的の一つ「ナラノヤエザクラ(奈良の八重桜)

カスミザクラの重弁化したもので(八重咲き)
ポツポツと咲き始めている・・・・19日の例会に見てもらえそう( ^)o(^ )
万葉集にも詠われたいにしえの桜、奈良の固有種、天然記念物



🌸ナラノココノエサクラ(奈良の九重桜)

ヤマザクラが重弁化したもので、ほとんどが散りはてて・・
観察会の時には
花後と青い・果実が双子になったサクランボを観察してもらうことになるかな😒



奈良公園の‶神鹿”と言われる、天然記念物にもなっている鹿さんへ
まずは手土産下げてご挨拶💕

鹿さんの好物「クヌギのドングリ」を蒔く・・奈良公園の風物誌「鹿寄せ」さながら😘


外国の観光客も寄ってきて・・・


◎「ヤエベニシダレ」と「デイアーライン

デイアーラインとは~鹿が伸び上がって食べることのできる地上190㌢位の高さで
鹿の食害によってできたもの  奈良公園の景観を作り出している


ヤエベニシダレは、シダレサクラなので、本来は地面近くまで垂れ下がるのに、切りそろえたように(鹿の食害によって)なっている


おかっぱ頭ヤエベニシダレ



「里桜(八重桜)」の下で
八重咲きの花は)花ごと落下する桜の花を食べている鹿


落花した「奈良の九重桜」を食べている鹿



🌸見頃の里桜


🌸「御衣黄(ギョイコウ)」サトザクラ群のサクラの栽培品種

淡緑色の色が珍しい桜    中心部の紅色は、開花時にはあまり目立たないが、次第に赤みが増してきて散るころにはかなり赤くなる(紅変)の特徴を持つ



🌸関山(カンザン)  サトザクラ群の園芸品種

花は塩漬けにして「桜湯」として利用
メシベが2本  長い期間花を楽しむことができる里桜


🌸ベニユタカ(紅豊) サトザクラ群の園芸品種 花びらの紅色の濃淡が美しい 


 
🌸ヨウキヒ(楊貴妃)   サトザクラ群の園芸品種 

‶玄宗帝妃″に因んでつけられた名で、美しい!



明後日の観察会
仲間の皆さんに愉しんでもらえるといいな~

矢田丘陵へ🌱🔎🌸

仲間が、「山菜、野草料理の集い」をするというので、
少しでも協力できれば・・と思い
‶歩きを兼ねて”久しぶりに矢田丘陵へ行ってきました。


ママチャリで法隆寺裏手の登山口へ


富雄川べりを彩る「西洋カラシナ」


矢田丘陵(法隆寺裏手の山)

まさに‶山笑う”


ウワミズザクラ🌸(白いブラシ状の花)

矢田丘陵のこの時季には、ウワミズザクラと霞桜がよく目につく


カスミ桜🌸(ヤマザクラより少し、標高の高いところで遅れて咲く)


霞桜かどうか?ルーペで観察🔎
花柄も葉柄にもうぶ毛が!(山桜には無い)

来週はトンボのメガネサークルで奈良公園での「奈良の八重桜(霞桜の重弁化した桜で奈良公園で発見されたもの)」と「奈良の九重桜(山桜の重弁化した桜で奈良公園で発見されたもの)」の観察会・・・両者の開花時期がずれるので観察できるかな?
明日にでも下見に行ってみよう。


①アケビの花(前面の大きな花が雌花  小さな花が数個集まっているのが雄花

アケビ①アケビ(小葉は5枚)②五葉アケビ(小葉は緩い鋸歯がある5枚と3枚が混じっている)③三つ葉アケビ(緩い鋸歯がある小葉が3枚)があり、花の色や大きさも違うが、葉っぱでも観察


①アケビの葉(小葉は5枚、葉には鋸歯はない)



五葉アケビ(ゴヨウアケビ、①アケビと③三つ葉アケビの交雑種と言われ、両者の特徴を受け継ぐ) 花の色は一番濃い

上の大きい花が雌花、 下方の数個集まっているのが雄花


②五葉はアケビの葉(5枚の小葉の中には緩い鋸歯がある)

小葉3枚の葉っぱも混じっていた


◎矢田丘陵には良く実のつく「ミツバアケビ」が多いのだが、今回は足が痛くて断念!



◎ガマズミの花



◎ナワシログミ(あまり美味しくはないけど、食べられる)

「食べてください!」と言わんばかりに、実を付けているのだけど・・
採られている形跡はない
多分美味しくないからだろう・・・



肝心の山菜は?
今日の収穫~タラの芽(向かって左)  タカノツメ(真ん中)  コシアブラ(右)

3種とも「ウコギ科」だよ~


若芽がよく似ている「タカノツメ」と「コシアブラ」

左が「タカノツメ」
山菜として利用できるのだが、私は利用したことがない(コシアブラノの美味しさにはかなわないだろう?と思っているから)


右が「コシアブラ」
タカノツメの群落の中に、1~2本生えていることが多い
天婦羅にしてよし、胡麻和えにしてよし!(春菊の香がする)


タカノツメの若芽に騙された😒
葉が展開すれば、タカノツメの葉は3裂、コシアブラの葉は5裂なので見分けが付くのだが・・・・開いていない若芽を採ると、コシアブラの様な香ばしい香りが・・すっかり騙されました!


失敗は成功の基!
遠くからでも見分けられる‶コシアブラ採りの達人″になるぞ✊