ドクダミの花
6月に入ってすぐに今年初の30℃を超す真夏日となってしまった。
暑さはかなわん!と早起きして松尾寺へ詣でることにした。
早い時間にも関わらず、すでに下山してくる人たちに出会う。
挨拶を交わしながら・・いつのマイペースで松尾寺へ。
境内でひっそり白いドクダミの花が・・・
静寂な境内で
わがサークルでの観察会の時に教えてもらった〝ドクダミの花″について
一人で復習してみました( ´艸`)
ドクダミの薬効や利用方法などは、今朝の「ロクさんのアクテイブライフ」をご参照ください。
ドクダミの群落 日陰の湿った場所に
ドクダミの名の由来
①体内の毒素や痛みをとる草ということから「毒痛み草」⇒「毒痛み」⇒「毒痛(ドクダミ)」になった説
②薬草として利用されている草だが、不快な臭いのため、昔の人は「毒を溜めた草」と思い⇒「毒溜め」⇒「毒溜(ドクダミ)」となった説など他にも説があるようですが・・・
ドクダミの花の構造
白い花びら(①~④)に見えるのは、総苞片で花を包むガクが花弁状に変化したもの。
本当の花は、花弁がなく、雄しべと雌しべだけの多数の花で花穂を構成
4枚の総苞片の大きさが違うのは、開く順番によるとか
①は最も外側から蕾を包んでいる(包む面積が広い)ので、一番大きい萼片で
逆に最後に開く④は最も内側を包んでいる(包む面積が小さい)ので最小の萼片
開花の様子を、群落の中で探してみました。
1番目の総苞片が開いた花
2枚目の総苞片が開いた花
3枚目の総苞片が開いた花
真の花はどこだ?
1番に開いた(花弁状の)総苞片はどれ?
4枚の総苞片の開いた順番わかるかな?
他にこんな木の実も見つけました!
ウスノキ カンサイスノキ(実は黒紫色に熟す)と似ているけど赤く熟しているので
違いが判る
もちろん食べられます!
【参考】 ウスノキの花 山道・参道に多く自生
ナツハゼの青い実 穂の先にまだ花一輪残っている
この実も黒紫に熟すと食べられます。
ついつい食べられるものに目が行く私です( ^ω^)・・・
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