アブラゼミの羽化
クマゼミの羽化に続いて、今回は〝アブラゼミの羽化”です。
この並木の桜の木での観察 同じような条件なのに、セミにも好みの木があるようです
昼間にセミの抜け穴や抜け殻の多い木をリサーチしておきます。
アブラゼミ クマゼミに続く大きい蝉
都市化やセミの種間争いなどで、近年数を減らしているようですが、この散歩コースではクマゼミと同じくらいよく見かけるセミです。
アブラゼミは♪ジージー、ジリジリジリ♪と鳴きます。油で食物を揚げている音に似ていることから、油蝉の名がつけられたとか・・・
クマゼミは朝方からで、アブラゼミは日中に鳴いているようです。
アブラゼミの羽化の紹介
①地上に出た蝉の幼虫が桜の木の幹を上っている
②木の葉に体を固定して羽化の体勢に入る(①のセミとは別の個体)19時14分
③幼虫の背中が縦に割れて、頭が出てきた(②のセミと別の個体)
④お尻だけを残して、イナバウアー体勢 19時44分
②と同じ個体 ②の撮影(19時14分)の後、30分後、他の羽化セミを観察している間に、ここまで羽化が進んでいた。
⑤ お尻を殻に少し残すだけ 19時54分(④の10分)
⑥殻から抜けて、頭部も殻と同じ向きになる 19時58分
⑦翅が伸びてきた 20時2分
⑧成虫の大きさの翅になった 20時8分
蝋細工のような淡いブルーのセミ。明日の明け方には立派なアブラゼミに変身!
長い間の地中の生活から抜け出して、羽化という大変身して自由に飛べる地上の生活を送ることに・・・命の神秘さを感じた!
中には羽化の途中で失敗して(何が原因だろうか?)殻を付けたまま死んでいるのも何匹か観察し自然の厳しさも・・・
鬼灯(ホウズキ)
枝付きでお盆の盆だなに飾ったり、浅草の〝ほおずき市″などでお馴染みの植物
小さいころ、果肉を取り出して、口に含んで鳴らしたり、膨らませたりして遊んだ記憶もあります。
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