akatonboのブログ

“自然大好きシニア”の目でとらえた“自然の美しさやおもしろさ”などを
紹介していきたい。

葛城山へ登ってきました🏔

トレーニングルームの休館日に葛城山に行ってきました。


トレーニングルームから見える葛城山なのに、公共交通機関を使うとかなり回り道で時間がかかる。電車を2回乗り継ぎ、バス、ロープウエイと・・・時間はかかったが、楽ちん登山。


ロープウエイ(上りも下りも利用)
上りは、乗客は私1人の貸し切り状態。
耳成山、畝傍山、香具山の大和三山を眼下に眺めながらの6分間の空?の旅。


葛城山山頂(959,7メートル)   赤いポストいつ設置されたのだろう?
元気なころは夏山トレーニングに、ここ数年はカタクリの花、ヤマツツジなどの植物観察に訪れている。


ここは〝葛城高原のススキ″としても有名
笹に占領されて〝昔のススキの生い茂る葛城山″の面影はないが・・
それでも穂が出たてのススキは美しい。


ロープウエイから山頂へ続く道を挟んで、北側と南側に自然観察用の「自然研究路」があるが、現在は北側は土砂崩れなどで通行止めになっており、南側の自然研究路を歩いた。


青桐(アオギリ)  シソ科
葉が桐の葉に似て秋に咲くことからの名前。
大蛇が口を開けたようなユーモラスな花。髭状に1本のびているのは雌しべ?
キバナアキギリというのもあるらしいが、まだお目にかかっていない。
昨年も9月末にこの花を見に来た。群落があり、見頃はこれから。


山路の杜鵑草(ヤマジノホトトギス)
花の紫色の斑点をホトトギスの胸の模様に例えての名前。
同じように林内に生えるホトトギスやヤマホトトギスと区別が難しいが・・・名前合っているかな?
群落があり、ちょうど見ごろ


犬升麻(イヌショウマ)とハナバチの類
花粉団子をお腹に付けたハナバチの仲間が群生しているイヌショウマの花を飛び回っていた。


犬升麻(イヌショウマ)
よく似た「更科升麻」との違いは花柄があるかないかで、この花には花柄がないので、「イヌショウマ」


柏葉白熊(カシワバハグマ)   キク科コウヤボウキ属
白熊(ハグマ)とは仏具の払子に使うヤクの毛のことで、花をそれに見立てての名前。
葉がカシワの葉に似ていることからカシワバの名前(他に亀甲白熊とか奥紅葉白熊の名前の仲間の植物あり)
これからの咲く「コウヤボウキ」の花によく似ている


長葉の高野箒(ナガバノコウヤボウキ)  キク科コウヤボウキ属
1度目は有馬富士公園で、今回で2度目の御対面!
葉が虫食い状態だったが、束生した葉の中央に花をつけていることと、コウヤボウキより花の時期が早いことなどが決め手となった。


今回の収穫の一つ!


いろんな花が見れたので次回に続きを紹介予定です。