akatonboのブログ

“自然大好きシニア”の目でとらえた“自然の美しさやおもしろさ”などを
紹介していきたい。

葛城高原の山野草🌼

前回に続く
葛城高原の山野草🌼の紹介です。



ロープウェイ登山口駅に「カタクリの花見頃」とあったので、もう遅いのでは?と思いながらも、少し期待しての登頂となった。


カタクリの花(山頂付近で散見)

お天気がいいので、しっかり開いています。


8年前に訪れた〝カタクリの群落地”でやっと見ることができた咲き残りのカタクリの花。
カタクリの花はもう終わったのか?笹の中に葉っぱはあったが・・・笹に覆われているので花を咲かせたのか?とても気になる。


カタクリの花の吸蜜中の「ギフチョウ」


ギフチョウ  春の女神と呼ばれる蝶、ミヤコアオイ(カンアオイの仲間)に卵を産み付け、食草にして育つ


ミヤコアオイ(山内に生える常緑の多年草、ギフチョウが産卵し、幼虫の食草となる)

〇はミヤコアオイの花
拡大すると



山瑠璃草(ヤマルリソウ)
自然研究路には道脇に繁茂状態で咲いていた

花色は淡青紫色から淡ピンク色に変って散っていくようだ。


稚児百合(チゴユリ)  見頃なのか、林内でよく見かけた



碇草(イカリソウ) 淡黄色の花色   山地に生える多年草 



蔓鹿の子草(ツルカノコソウ)山野の少し湿り気のある所に生え、ツルを延ばして増える。蕾の時の感じが鹿の子絞りに似ていることからの名前


ツクバキンモンソウ  「キランソウ」に花も葉の形もよく似ているが、大きく異なる点は葉脈が赤紫色であること。あちこちで見られた。



雪笹(ユキザサ)蕾  名前を雪に例えた白い花が見れないのが残念!




山野草との出会いは予期せぬことが多い・・
出会っても植物に「名札」もないし・・・
それがまた楽しい( ´艸`)