akatonboのブログ

“自然大好きシニア”の目でとらえた“自然の美しさやおもしろさ”などを
紹介していきたい。

近所を歩けば・・🌺🌼

里帰りや奄美大島旅行など忙しかった五月・・・久々に近所を歩いてみました。


◎公園の「タイサンボクに大輪の花」

タイサンボク(モクレン科  北アメリカ原産の常緑高木
香りがいいのか?クマバチ?や蟻が訪問


◎ナヨクサフジウスキチョウ

道脇や空き地にはナヨクサフジが花盛り


「安威川の四季プラス」のTOMOさんのブログで気づきました!
ナヨクサフジは知っていましたが、この時期に見るのはクサフジとばかり思い込んでいました(*ノωノ)


花の形や付き方でクサフジとの違いを観察すると、「ナヨクサフジ」のようです。
在来種のクサフジは見当たりません! 帰化植物強しですね。


◎ナヨクサフジ マメ科
(以前、白花を観たことはあるが、ここのは真っ白ではなかった)
ナヨクサフジはヨーロッパ原産で、飼料や緑肥として栽培。1943年に天草で帰化が確認



ナガミノオランダフウロ(ツノミノオランダフウロ)フウロソウ科

地中海原産で大正年間の末に花卉として導入された。野生化して1950年に帰化が確認された
"長実”や"角実”の名前の様な果実が特徴



アメリカフウロ(フウロソウ科)

北アメリカ原産  昭和の初め頃 京都で帰化が報じられた
(よく似たオランダフウロは、ヨーロッパ~西アジア原産で明治初年以降に帰化が報じられる)




キキョウソウ(ダンダンギキョウ)キキョウ科

北アメリカ原産  1940年代に帰化状態を確認
(※帰化などの年代は「日本 帰化植物写真図鑑 Ⅰ Ⅱ」を参考にしました)


今まで「在来種」でないものは「外来種」として紹介していましたが、
あらためて外来植物帰化植物の意味の違いを調べてみました!


外来植物とは、外国から入ってきた植物の総称
帰化植物とは、外国から入ってきた後、野生化し、自然に生息するようになった植物。
(自己の分布能力で自然に生活域を広げたものは、帰化植物とは言わない)


これも認知症予防の勉強です( ´艸`)