akatonboのブログ

“自然大好きシニア”の目でとらえた“自然の美しさやおもしろさ”などを
紹介していきたい。

近所を歩けば・・🌸🦋

台風が通りすぎた翌朝、近所を歩いてみました。


★川の増水のあと


道路には落花したカリンの実がゴロゴロ


台風の進路が北西にずれて、幸いに我が家には大きな被害はなかった。



👀見つけた!
◎秋の山野草・アキギリにそっくりの花「サルビア・ガラニチカ

園芸種には疎い私なので、調べてみると アキギリと同じ「シソ科 アキギリ属
納得です!


葛城高原で9月に観察した「アキギリ」とほとんど同じ花の形、唇弁花で、上唇と垂れ下がった下唇がまるで大きく口を開けているよう。花の中心から長い雌しべが突き出て、ヘビが舌を出しているような・・・ユニークな花



★サルビアの花に?「トガリメイガの仲間?

花弁の一部と間違えた小さい昆虫 飛び去ってしまったので、
周りを探してみると


奇妙な止まり方をしている昆虫が・・「ウスベニトガリメイガ?」(ネットなどで検索)

初見の昆虫😊


ミントの花に「キチョウ



百日草に「ツマグロヒョウモン♀



◎アオイ科の花


★ワタの花

このワタの実(綿花)で綿糸を紡ぐ


花を食るオクラの仲間「花オクラ

オクラと違って、花弁を食べる「花オクラ」
たまに道の駅などに売っているが、一日花の花びらは痛みやすいので、なかなかお目にかかれない。


サラダやお刺身風にして、生食が一番😋 (少し粘り気のあるオクラ風味)
火を通しても良いとか・・・



◎シダ植物


★カニクサ(蟹草)
シダの仲間にしては珍しいつる性
二種類の葉の形を持つ、この植物全体が「1枚の葉」
茎に見えるのは葉軸、茎に見える中軸から分岐した多数の葉軸(枝)に緑色の羽片をつけている

★カニクサ「全体が1枚の葉っぱ」


2種類の葉っぱのうち
①中央に見える大きめの切れ込みを持つ「栄養葉」
②人参の葉のように細かく切れ込んでいる葉「胞子葉」


★胞子葉と栄養葉(葉裏の押し葉)

★図鑑やネット検索で、胞子葉には胞子が付くと記載されているが(栄養葉に胞子がつくとは書かれていない)
採取したこのカニクサをルーペで観ると、どちらにも胞子嚢らしきものが見られる。



明日は武田尾での「シダ植物」などのトンボのメガネ例会🔍
「カニクサ」へのこの疑問、解決できるかな?  楽しみです!