桜の木の下で・・・②
近所の桜並木の下の野の花・タンポポとカラスノエンドウの三姉妹(三兄弟)です。
西洋タンポポ 欧州原産のタンポポ。野菜や牧草として輸入したのが野生化して全国に広まったもの。 冬でも見られるたくましいタンポポ。
西洋タンポポの花の基部・総苞片が下に反り返るのが特徴
(ここが在来種の関西タンポポとのポイント)
関西タンポポ 在来種のタンポポ 西洋タンポポに比べ、花弁の枚数も少なく、春の時期に咲く
在来種のタンポポとして地域によって、・蝦夷タンポポ ・関東タンポポ・東海タンポポ等がある。
関西タンポポの総苞片(西洋タンポポのように反り返らない)
白花タンポポ 名前の通り白色のタンポポで西日本特に九州に多いタンポポ
白花タンポポの総苞片
以前、野草料理の会でタンポポの(西洋タンポポや関西タンポポの)葉(葉先は苦いのでカットする)とポテトチップス、シーチキンをドレッシングであえたサラダを作って食べたことが懐かしいです。
今年も野草料理は無理ですね!
カラスノエンドウ 私たちが食べるエンドウ豆より小さく、スズメノエンドウより大きいので、「カラス」の名前がついたとか(熟すと黒くなる豆果から名前がついたとの説もある)
スズメノエンドウ カラスノエンドウに比べて葉っぱも花も小さく、おまけに花は白色
カスマグサ カラスノエンドウとスズメノエンドウの自然交雑種
カラスの「カ」とスズメの「ス」をとり、その間「マ」ということでカスマグサの名がつけられらとか。
野草の名前は面白いです。
花見の人たちが
桜の木の下で野の花を観察している私を不思議そうに見ながら通り過ぎていました。
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