akatonboのブログ

“自然大好きシニア”の目でとらえた“自然の美しさやおもしろさ”などを
紹介していきたい。

錦秋のほしだ園地・星のブランコへ

サークルの定例例会で、紅葉のほしだ園地・星のブランコへ行ってきました。


サークルのリダー「アクテイブロクさん」が入院中ということで
(11月17日のアクテイブロクさんのブログ参照)


急きょ、事務局の私がリーダー代行。
どうなることやら・・・


ほしだ園地は、金剛生駒紀泉国定公園の中でも地形が急峻で岩稜などが多い「山岳公園」で、公園内の歩道は丸太階段などで整備された登山道が多い。


19名のシニアの私たちと一緒に
  ほしだ園地の秋を楽しんでもらえたら嬉しいです!


ほしだ園地の入口?
10時集合で天野川沿いの道を観察しながら歩いてやっと・・


紅葉のイロハモミジのお出迎え
い・ろ・は・に・ほ・・・仲間のO女史にイロハモミジの葉で名の由来の説明を受ける


「カニクサ」を観察
つる性のシダ植物。地下の根茎から長いツルを出しているこの植物は、なんと丸ごと〝1枚の葉っぱ″で茎に見えるの葉軸。蔓の先の方は葉っぱが小さくなっている(胞子葉)下の方はいつも観ている栄養葉。この時季だからなのか?初めて胞子葉を観察できた。

胞子葉(〇で囲んだのが胞子) 蔓の上部に


カニクサの栄養葉  普段よく目にする葉っぱの形(胞子葉とは同じ蔓)



ツチアケビの果実(無葉緑属生植物でナラタケと共生)説明板あり
7月の丸山湿原でこの花を観察


森林鉄道風歩道橋を紅葉を愛でながら・・


ウワミズザクラ(上溝桜)の名前の由来について
前回にも説明してもらったがしっかり覚えてもらうためにと仲間のY女子から説明を受ける。
資料を見せながら、ウワミズ(上溝)の「ミズ」は「ウワズミ(上澄み)」でもなく「ウワミズ(上水)」でもない。ウワミズ(上溝)は「亀卜占い」で熱したこのウワミズ桜の木を亀の甲羅に押し当てて手出来るヒビ(溝)の事。上溝の「ミゾ」が転訛して「ウワミズ」となったと・・漢字表記だと間違わないけど( ^ω^)・・・


午後からはスリルと眺望の星のブランコへ

いざ、星のブランコへ!(全長280メートル、最大高さ50メートル、木製床の人道吊り橋)
高所恐怖症だからと尻込みする人も・・・私もそうだけど・・仲間に手を貸してもらえばと大丈夫だからと励まして・・


スリルを味わいながらの絶景!
(途中でめまいがするほどの?スリル)何とか全員渡りきった。途端に
一人が「ストックを忘れてきた!」と。仲間が付き添って、さらに「1往復」追加の人も。


ゴンズイの果実(赤い果皮と黒い種子)


展望スポットからの眺望
渡ってきた「星のブランコ」、比叡山や京都タワー、北摂連山を見渡せる大パノラマを楽しむ(一番盛り上がった!・・・快晴で良かった!)


丸太階段の急峻な道を下る   道脇にはタカノツメの黄葉


紅葉を愛でながら ピトンの小屋まで下りてきた


紅葉に見送られて・・・


仲間の協力で何とか無事に・・3時10分私市駅前で解散!
(リーダー・アクテイブロクさんの偉大さを思い知らされました)