akatonboのブログ

“自然大好きシニア”の目でとらえた“自然の美しさやおもしろさ”などを
紹介していきたい。

ドングリに寄生する虫の観察会へ🔎

コナラクヌギドングリ
ハイイロチョッキリシギゾウムシの観察🔎~


テーマに魅かれて、所属するサークルの観察会に行ってきました。


集合駅(ここから女人高野「室生寺」へのバスも出ている)


この駅からスタート

採集用の白いシートや長い棒を持って山道を歩く「シニア集団」


コナラクヌギの木の下で白いシートを広げ、枝を棒で軽く叩く
団栗に産卵に来た「ハイイロチョッキリ」や「シギゾウムシ」の成虫が落ちてくるのを捕まえる



◎穴の開いたドングリ(コナラとクヌギ)も採集して持ち帰る



🔎採集したものを観察🔎
ハイイロチョッキリ
道路に落ちていた「枝葉付きコナラドングリ」


コナラのドングリには「ハイイロチョッキリ」と思われる虫の入り込んだ穴が・・


◎カッターナイフで切ってみると・・小さく光る卵が!

ハイイロチョッキリ」はコナラのドングリの中に卵を産み付け枝葉ごと地面に落とす
ドングリの中で幼虫は大きくなり地中で越冬し翌年に蛹化し羽化するらしい。


ハイイロチョッキリムシの成虫(資料から)

私たちグループも捕まえて酢酸エチル駅に入れたところ、口吻が背中の方に折れて、
特徴的な姿がわからなくなった。


◎コナラには他にも卵を産み付ける「コナラシギゾウムシ」がいる。ドングリへ穴を開け、卵を産み付け、侵入の痕をふさぎながらドングリの自然落下(枝は落とさない)を待つようだ。(画像は資料よりお借りしました)

コナラシギゾウムシ」 ハイイロチョッキリと口吻の長さ比較する
この「シギゾウムシ」が長い!




◎クヌギには「クヌギシギゾウムシ」がいるとということでドングリや成虫の採取を頑張ってみたが・・画像は資料よりお借りしました



古民家で、リーダーの手料理のお昼を頂く

炊き込みご飯・ベニバナボロギクの混ぜご飯、ゴーヤの卵とじなど

この量を完食です!


🌺こんな花も咲いていました!

◎ゲンノショウコ       ◎白花ゲンノショウコ

白花ゲンノショウコがあちこちに・・・



理科の実習・授業の様な愉しい時間でした!