akatonboのブログ

“自然大好きシニア”の目でとらえた“自然の美しさやおもしろさ”などを
紹介していきたい。

楠の仲間

能勢の里山に自生のエドヒガンを見に行って来ました。エドヒガンやヤマザクラ、濃い桃色のコバノミツバツツジなどの花と芽吹き始めた新緑が山を彩り、水彩画のような美しさでした。
そんな里山で、密やかに花を付けているクスノキの仲間の花に出会いました。

黒文字(クロモジ)  材は香りが良いので和菓子を食べるときの楊枝“黒文字”などに利用される。熱湯に小枝等を入れてクロモジ茶としても利用
若い枝は暗緑色で黒い斑点がある。雌雄別株

金釘の木(カナクギノキ) 黄緑色の小さな花が固まって咲く。秋の観察会で赤い実は見たことはあるが、花は初めて。クロモジとよく似ている、名札(保全活動している方が付けた)が無いと見分けがつかない。 なぜ「金釘」の木なのか?名の由来は分かりませんでした。

壇香梅(ダンコウバイ)黄色の花が枝いっぱいに咲き、目立つので、ウコンバナ(鬱金花)とも呼ばれる。若葉の生まれたてのような産毛が可愛い。雌雄異株なので、花数が多くつくのが雄株で少ないのが雌株だそうだが、これはどっちだろう?


3種類のクスノキ科の「木花」を観察できてラッキーでした。