akatonboのブログ

“自然大好きシニア”の目でとらえた“自然の美しさやおもしろさ”などを
紹介していきたい。

矢田丘陵へ🌱🔎🌸

仲間が、「山菜、野草料理の集い」をするというので、
少しでも協力できれば・・と思い
‶歩きを兼ねて”久しぶりに矢田丘陵へ行ってきました。


ママチャリで法隆寺裏手の登山口へ


富雄川べりを彩る「西洋カラシナ」


矢田丘陵(法隆寺裏手の山)

まさに‶山笑う”


ウワミズザクラ🌸(白いブラシ状の花)

矢田丘陵のこの時季には、ウワミズザクラと霞桜がよく目につく


カスミ桜🌸(ヤマザクラより少し、標高の高いところで遅れて咲く)


霞桜かどうか?ルーペで観察🔎
花柄も葉柄にもうぶ毛が!(山桜には無い)

来週はトンボのメガネサークルで奈良公園での「奈良の八重桜(霞桜の重弁化した桜で奈良公園で発見されたもの)」と「奈良の九重桜(山桜の重弁化した桜で奈良公園で発見されたもの)」の観察会・・・両者の開花時期がずれるので観察できるかな?
明日にでも下見に行ってみよう。


①アケビの花(前面の大きな花が雌花  小さな花が数個集まっているのが雄花

アケビ①アケビ(小葉は5枚)②五葉アケビ(小葉は緩い鋸歯がある5枚と3枚が混じっている)③三つ葉アケビ(緩い鋸歯がある小葉が3枚)があり、花の色や大きさも違うが、葉っぱでも観察


①アケビの葉(小葉は5枚、葉には鋸歯はない)



五葉アケビ(ゴヨウアケビ、①アケビと③三つ葉アケビの交雑種と言われ、両者の特徴を受け継ぐ) 花の色は一番濃い

上の大きい花が雌花、 下方の数個集まっているのが雄花


②五葉はアケビの葉(5枚の小葉の中には緩い鋸歯がある)

小葉3枚の葉っぱも混じっていた


◎矢田丘陵には良く実のつく「ミツバアケビ」が多いのだが、今回は足が痛くて断念!



◎ガマズミの花



◎ナワシログミ(あまり美味しくはないけど、食べられる)

「食べてください!」と言わんばかりに、実を付けているのだけど・・
採られている形跡はない
多分美味しくないからだろう・・・



肝心の山菜は?
今日の収穫~タラの芽(向かって左)  タカノツメ(真ん中)  コシアブラ(右)

3種とも「ウコギ科」だよ~


若芽がよく似ている「タカノツメ」と「コシアブラ」

左が「タカノツメ」
山菜として利用できるのだが、私は利用したことがない(コシアブラノの美味しさにはかなわないだろう?と思っているから)


右が「コシアブラ」
タカノツメの群落の中に、1~2本生えていることが多い
天婦羅にしてよし、胡麻和えにしてよし!(春菊の香がする)


タカノツメの若芽に騙された😒
葉が展開すれば、タカノツメの葉は3裂、コシアブラの葉は5裂なので見分けが付くのだが・・・・開いていない若芽を採ると、コシアブラの様な香ばしい香りが・・すっかり騙されました!


失敗は成功の基!
遠くからでも見分けられる‶コシアブラ採りの達人″になるぞ✊