akatonboのブログ

“自然大好きシニア”の目でとらえた“自然の美しさやおもしろさ”などを
紹介していきたい。

銀竜草(ギンリョウソウ)

近くの里山歩きで見つけた「銀竜草」です。薄暗い林の中でひっそりと咲いていました。嬉しいので、つい通りがかりのハイカーにも「珍しい花が咲いているよ」と声をかけてしまいました。字の如く、白い(銀色)竜(竜の頭)の様に見えます。全体が透き通るような白い色をしているので「ユウレイタケ」の別名もあります。薄暗い林の中で見ると、この名にも納得がいきます。
 葉緑素を持たないので、栄養分は全部、腐葉土の菌類からもらって生活している「腐生植物」です。白くて丸い果実もできるとのことなので、機会があれば観察して、紹介したいと思っています。

   銀竜草の花の中



カラスやスズメの名の野草


植物の名前が覚えられなくて困っています。歳のせいもあるのでしょうが・・
観察する上では名前を知っている方が楽しい!カタカナ表記の植物名は、頭からスルーしてしまう。そこで植物の名前を覚える方法として「名前の由来」を知ることにしました。
今日は先日観察したマメ科ソラマメ属の「烏の豌豆」や「雀の豌豆」カス間草」の名の由来を紹介します。

  カラスノエンドウ(烏の豌豆)
栽培している「エンドウ豆」よりは実は小さいが、野草の中では実が大きいことから「カラスノエンドウ」と名付けられた説と、実が熟すと「真っ黒」になることから名づけられた説がある。私としては前者の説の方を支持しています。若い葉や茎は天ぷらやお浸しなどの野草料理に利用できます。

 スズメノエンドウ(雀の豌豆)
カラスノエンドウより実が一番小さいことから「カラス」に対して「スズメ」の名前が付けられた。

  カスマグサ(カス間草)
カラスノエンドウとスズメノエンドウの自然交雑種で両方の中間的な姿から、カラスの“カ”とスズメの“ス”の“間(マ)”でカスマグサ(カス間草)の名前になったとのこと。
昔の人の植物への名付け方の発想は面白い!それだけ自然を身近に感じていたのでしょう。


アケビの花

お天気に誘われて、法隆寺裏手の里山を歩いてきました。
自然観察が主な目的の山歩きです。昨年アケビとミツバアケビの果実を採取した場所に行って見ると、花をつけていました。今日は“アケビの花”を紹介します。

  アケビの花(大きな花が雌花、数個の小さな花が雄花)小葉は5枚

 ミツバアケビ(大きな花が雌花、数個の小さな花が雄花)
 名前は小葉が3枚(三つ葉)から付いた名前

<参考>ゴヨウアケビ(雌花、アケビとミツバアケビの交雑種、武田尾で撮影)
    小葉が5枚からついた名前(実際は3~5枚の小葉)

<参考>ムべ(雌花と雄花、春日大社の万葉植物園で撮影)
    同じアケビ科なのに、果実は熟しても“実を開かない”
私の故郷の島ではムべしか自生してなく、アケビは関西に来て初めて目にしました。果実の味は同じですが、果皮などはアケビほど利用されてないようです。
 今年の秋には、アケビとミツバアケビの種を手に入れて植えてみるつもりです。うまく行けば3~4年で結実するとか?近頃はアケビは果実よりもの果皮や若芽が山菜として人気があるようなので、“育てて味わう”もくろみです。「取らぬ狸の皮算用」かな??