akatonboのブログ

“自然大好きシニア”の目でとらえた“自然の美しさやおもしろさ”などを
紹介していきたい。

マメ科の猫(猫萩)と小豆(野小豆)

法隆寺裏手の里山歩きで出会った「猫に小判」ならぬ「猫(猫萩)と小豆(野小豆)」の花を紹介します。

 猫萩(ネコハギ)
「犬萩」に対して「猫萩」など諸説ある中で
黄褐色の毛が地面を這うように伸びる茎や丸い葉などに目立ち、白い蝶形花の中央に紅紫色の斑がある様子から“猫”を連想しての「猫萩」の名になった(説を支持しています)
小さい花はルーペで覗くととても愛らしいです。花の後に小さな豆の形の実が付きます。

 野小豆(ノアズキ)
マメ科特有の蝶形花と印象が違う花で、中央の竜骨弁がクルリとねじれているのが特徴

 豆果は“小豆”の豆果とは違い、「キヌサヤ」の様に幅の広いサヤが上向きにつく

 繁茂しているノアズキ、別名「ヒメクズ」ともいう

 <参考> 藪蔓小豆(ヤブツルアズキ)
小豆の「原種」もしくは「野生化した変種」と言われている。
花は「野小豆」によく似ているが、豆果は「小豆」に似ていて下向きにつく

狸(狸豆)と狐(狐の孫)

 狸豆(タヌキマメ)
正面から見た花の形や毛の多い萼をタヌキに見立てての名前

 友人に分けてもらった苗を枯らしてしまい、今度は鉢植えを頂いた。一昨日に待望の一輪の花が咲いた。昨日は夕方に花を見つけたので、今日は朝から何度も観に行ったところ、午後2時ごろ二輪が開花、夕方6時ごろには閉じていた。萼が閉じられて、花が咲いたあとのものか蕾なのか?見分けが付かない。花はどこへ行った?まるで“タヌキ?につままれた”気がした。マメ科で半日花の一年草です。

 狐の孫(キツネノマゴ)
枝先の花の穂は“狐の尻尾”に似ているが、それよりかなり小さいのでそのサイズを“孫”に例えて「狐の孫」となったとのこと。花穂は萼や苞が目立ち、花は一斉には咲かず、一つか二つずつ順番に咲きます。(法隆寺裏手の棚田の道端で)
名前の由来を知ると植物が一層身近に感じられます。ほかに「猫萩」の花も観察してきましたが、機会があれば紹介します。


棚田のミズオオバコの花




 世界遺産「法隆寺」裏手の棚田の中にミズオオバコが自生

 ミズオオバコの花(オオバコ似の大きな葉は水中に)

   ミズオオバコの花(水面に花茎を出して咲いている、淡紅色の花)


やっとミズオオバコの花に再会しました。一昨年に散策中に偶然見つけたのですが、昨年は稲刈り準備のための除草された後で、観ることが出来ませんでした。嬉しい再会です!
このミズオオバコは、葉が「オオバコ」に似ていて、水中で生育するのでこの名前が付いたとのことです。淡紅色の花だけがちょこんと水上に顔を出して咲いています。一日花で、咲き終わると花茎は倒れて水中に沈み、果実は水中で熟すようです。水をうまく利用して種子散布が行われる一年草の沈水植物です。
ちょうど近くを散策中のシニア女性二人連れに声かけて、この花を紹介したところ、私の「珍しい花」の説明に、「我が家でも育てられるかな?」と言われてしまいました(ドキッ!驚き!)この環境と同じ環境で育てるのは難しいし、珍しい花なのでそっとしておいて!と私。連れの片方の方が「野の花は、野に置け!」ですよ!と言ってくれたが・・
紹介すべきでなかったかな?と後悔しています。見つけた一昨年より株が少なくなっています。