柊の花と帰り花🌼
冬の到来を告げる柊の花が咲きました!
クリスマス飾りの「赤い実」のヒイラギ(シナヒイラギやアセイヨウヒイラギなど)は「モチノキ科」でクリスマスホーリーと呼ばれるもので、「モクセイ科」のこのヒイラギとは別の仲間。
ヒイラギの花 鉢植えの若木 刺々しい葉にご注目!
ヒイラギの花 老木の葉は刺々しさが消えて丸みを帯びている(先端に棘は残っている) 「ヒイラギの葉は齢をとると角が取れて丸くなるんだよ?!」とシニア自然大学校の講座生の時に教わったが・・・そうでない人もいます⁉
「木」+「春」=椿(ツバキ)
「木」+「夏」=榎(エノキ)
「木」+「秋」=楸(キササゲ)
「木」+「冬」=柊(ヒイラギ)
木ヘンに春夏秋冬をくっつけると、その季節の樹木の名前が( ^ω^)・・・
(これも教わりました)
急に冷え込んだり、ぽかぽかの小春日があったりのこの頃ですが、季節外れの花が目につきます。
本来の季節とは異なって咲く花のことを、仲間内では「狂い咲き」とよく言いますが
「帰り花」「返り花」「忘れ花」とも・・・
俳句のこの時期の季語にもなっています。
高砂百合(タカサゴユリ) 夏に紹介した百合、鉢植えにちゃっかり根付いて花を咲かせた。
木瓜(ボケ)の花 春先の花なのに。この時季から咲き始める、寒木瓜(カンボケ)という品種もあるようですが・・・・
珊瑚水木(サンゴミズキ)
落葉低木で落葉後に、枝が鮮やかな赤色になり、その赤い枝を生け花などの花材として利用
以前仲間に教えてもらった植物。久しぶりに花壇で見つけた。
果実はこの時期のものだが、花の時期は5~6月頃。花も実も見れてラッキー!
車輪梅(シャリンバイ) 道路の植え込みで
花の時期は4~5月だ。
海岸近くに自生する植物だが、道路のグリーンベルトや公園などに植栽されている。
シャリンバイの果実 黒紫で艶々
樹皮や材にタンニンを含み染料(大島紬等の)に利用
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