akatonboのブログ

“自然大好きシニア”の目でとらえた“自然の美しさやおもしろさ”などを
紹介していきたい。

奈良公園の桜など🌸

4月1日は我がサークルの、奈良公園での🌸観察会。
桜の開花状況などの下見に奈良公園へ行ってきました。


🌸咲いていました!
2週間前の下見では想像できなかった桜🌸
その分、観光客も3倍増です。



〝奈良の一番桜″と言われる「氷室神社の枝垂れ桜」見頃です!

参道には「染井吉野」や「ハクモクレン」も見頃。
(右側の樹齢百年を超すという枝垂れ桜は幹が枯れて?、根元の方に枝に少し花が咲いている程度)


枝垂れ桜(若い方の樹)
品種を調べてみると、枝垂のエドヒガンとか。だから早く咲くのですね?!



興福寺界隈の🌸

染井吉野の樹の側でのんびりくつろいでいる鹿たち



染井吉野の花を啄みにスズメが・・・
メジロやヒヨドリも群れでやってきて花を地面に落としていた。


鳥たちが落とした櫻花を、鹿たちが食べている。
(奈良公園ならではの光景)


染井吉野(ソメイヨシノ)
江戸時代中期~末期に作出された桜の園芸品種とされている。
エドヒガン系統の桜と大島桜を掛け合わされたもので、それぞれの特徴を併せ持つとされている。淡紅色の花色や早咲きで、葉より花が咲きに咲くのはエドヒガンの特徴で、花が大きいのはオオシマザクラの特徴。  実がならないので、すべて接ぎ木などのクローン。



大島桜(オオシマザクラ) 桜の原種の一つ
染井吉野の片親でもある。
花に微かな芳香があるようだが、木が高いので確認できず。観察会で確認してみよう。


江戸彼岸(エドヒガン) 桜の原種の一つ
染井吉野の片親
樹齢2000年を超す天然記念物の樹もあるほど、長命の桜。



山桜(ヤマザクラ)   桜の原種の一つ


「吉野の桜」は野生のこの桜が主流。


奈良公園には
奈良県の県花や奈良市の市花で天然記念物でもある「奈良の八重桜」(カスミザクラが重弁花した八重咲きの花)と並ぶくらいの
「奈良の九重桜」(山桜が重弁花した八重咲きの花)がある。



奈良の九重桜(ナラノココノエザクラ) 4月1日に開花なるか?
「奈良の八重桜」より歴史は新しく、昭和の時代に春日園地で発見され、奈良の八重桜より一段と美しいということで(花が少し大きい)「奈良の九重桜」と命名されたようだ。


山桜にルーツを持つので、開花時期や葉が赤みを帯びるなど山桜の特徴を併せ持っている。
八重咲きなのに、サクランボができる不思議な八重咲き桜。でもサクランボを植えても山桜になるとか・・・先祖帰りは「奈良の八重桜」も同様だとか。



今日の暖かさで、開花してほしいな!


続きは次回へ